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異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ
著者 菊川征司
第二次世界大戦は「反ファシズム戦争」ではなかった!在米30年の著者が公開情報からつかんだ、勝者の「印象操作」によって封印された真実誰もそれを〈陰謀〉とは知らない――米国の...
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異説で解き明かす近現代世界史 〈経済〉から見えてくる歴史教科書のウソ
商品説明
第二次世界大戦は「反ファシズム戦争」ではなかった!
在米30年の著者が公開情報からつかんだ、勝者の「印象操作」によって封印された真実
誰もそれを〈陰謀〉とは知らない――
米国の独立は、英国に課された重税への反発ではなかった。冷戦は東西陣営の代理戦争ではなかった。ソ連崩壊は「計画倒産」だった……あなたが学んだ「世界史」の教科書は、勝者の都合で書き換えられたものにすぎない。正史と違うことを述べると「陰謀論」と言われて白眼視されるが、異説を含めて見ていかないと、歴史的事実にはたどり着けない。歴史的大事件を2つの視点から読み解くことで、世界の新しい姿が見えてくる。
目次
- はじめに 「勝者が書いた歴史」が覆い隠す真実
- 第一部 米国独立から第二次世界大戦まで
- 1 米国の独立(1776年)
- 2 世界最初の民主憲法制定(1787年)
- 3 フランス革命(1789~1799年)
- 4 ナポレオンの登場と没落(1799~1815年)
- 5 南北戦争と合衆国の発展(1861~1865年)
- 6 帝国主義時代到来(19世紀末~20世紀初頭)
- 7 日露戦争(1904~1905年)
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紙の本
世界を動かす金融資本家の策略
2017/12/28 21:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:気のない英語老師 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる「世界を牛耳るユダヤ人」のようなトンデモ本とは違って、資料を詳しくあたり、異説といわれる金融資本家の陰謀、策略をきちっと検証し、裏付けになる証拠を提示しながら、世界の動きをよく書いています。アメリカと敵対していたはずのソ連はアメリカの資本家たちが投資をしていたこと、共産主義や全体主義は国民から所有財産を取り上げ、国家レベルで独占管理するためのシステムであるため、金融資本家たちが世界をそのシステムの中に押し込めようといろいろな策略を手掛けてきたことが書かれています。そう考えると、20世紀の後半、ソ連があれだけ強大な勢力をもっていたことや、ソ連が崩壊してから中国が台頭してきた理由がよくわかります。
ただし、著者の菊川氏は30年も米国に在住しているので、日本に対する見方は少々ずれているようにも思えました。また、世界の金融資本家たちが菊川氏の言う通りの考えで動いているとすると、日本人のもつ労働観念や働いて人のためになることを喜びとする、などの考え方を金融資本家たちは理解できていないのだろうな、と感じました。