普遍論争
著者 山内志朗 著
とかくトリビアルとの烙印を押されがちな中世思想を、その根本問題である「普遍論争」を軸に、現代に蘇らせる。現代思想理解にも欠かせない1冊。目からウロコは間違いなし。解説=坂...
普遍論争
02/13まで通常1,672円
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商品説明
とかくトリビアルとの烙印を押されがちな中世思想を、その根本問題である「普遍論争」を軸に、現代に蘇らせる。現代思想理解にも欠かせない1冊。目からウロコは間違いなし。解説=坂部恵
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中世における最大の論争であった「普遍論争」を詳細に解説してくれる書です!
2020/05/12 10:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、中世における最大の論争であった普遍論争について解説された貴重な一冊です。この論争は、西暦3世紀にフェニキア人ポルフュリオスによって書かれた『アリストテレス範疇論入門』の一節である「例えば、まず第一に類と種に関して、それが客観的に存在するのか、それとも単に虚しい観念としてのみあるのか、また存在するとしても、物体であるのか、非物体的なものであるのか、また〔非物体的なものであるならば〕離在可能なものなのか、それとも感覚対象の内に、これらに依存しつつ存在するのか、という問題については回避することにする」という問題に端緒もつと言われています。ここに書かれた意味はどういことなのでしょうか?同書では、この点について詳細に語られます。同書の内容構成は、「第1章 中世哲学を覆い隠してきたもの、普遍論争―中世哲学の仮面」、「第2章 <見えるもの>と<見えざるもの>―記号と事物」、「第3章 煩瑣な論理の背後にあるもの―<代表>の理論について」、「第4章 20世紀の中世哲学」となっており、興味深いです。
普遍論争について知りたいと思っていたのですが
2017/04/11 12:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みうら - この投稿者のレビュー一覧を見る
普遍論争について知りたいと思っていたのですが、話が傍流へ傍流へ流れているような気がしたのは私だけでしょうか?論争の本質がそういうことであったということなのでしょうが。
トリビアン
2018/01/18 10:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今、何故中世哲学なのか。宗教という権威主義に役立とうとする哲学であったために批判されていたスコラ哲学を通して”普遍”探しをする書。