読割 50
電子書籍
月光のスティグマ(新潮文庫)
著者 中山七里
幼馴染の美人双子、優衣(ゆい)と麻衣(まい)。僕達は三人で一つだった。あの夜、どちらかが兄を殺すまでは――。十五年後、特捜検事となった淳平は優衣と再会を果たすが、蠱惑(こ...
月光のスティグマ(新潮文庫)
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月光のスティグマ (新潮文庫)
商品説明
幼馴染の美人双子、優衣(ゆい)と麻衣(まい)。僕達は三人で一つだった。あの夜、どちらかが兄を殺すまでは――。十五年後、特捜検事となった淳平は優衣と再会を果たすが、蠱惑(こわく)的な政治家秘書へと羽化した彼女は幾多の疑惑に塗(まみ)れていた。騙し、傷つけ合いながらも愛欲に溺れる二人が熱砂の国に囚われるとき、あまりにも悲しい真実が明らかになる。運命の雪崩に窒息する! 激愛サバイバル・サスペンス。
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震災孤児
2023/12/17 21:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山七里さんの作品はたくさん読ませていただいてますが、どちらかというとうーんでした、ただし、個人的な見解ですよ、念のため。恋愛が絡むからでしょうか、ミステリーとしては。
紙の本
切ない読後感
2023/07/08 11:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪神淡路大震災を扱った話はいろいろあるのだろうが、多分そこにいなかった人には描ききれないものはあると思う。
にしても、想像でこれだけの描写ができるのだなというふうにも感じた。
そこから年月が経ち、東北の震災にも遭う。
震災孤児、ホントそんな軽々しく扱ってほしくない。
それも、自分もそうであったにも関わらず、不正よりも社会を変える人を支えるのが優先とか。
そんなすぐ解決するような問題じゃないのに、有能な秘書の位置付けでありながら、たくさんの被災者の生活を支えるよりもたった一人の政治家のために義捐金を使うことを(葛藤はあるのかもしれないが)容認しているところが最も解せなかった。
それに対して、淳平がこどものころからの思いを実らせ、社会を守るために検事になったものの、現実社会の汚いところを感じながらも職務に臨むところは、なかなかに骨太な感じがした。
優衣(あるいは麻衣)の中三のころの出来事が、もしかしたら、きれいごとでは生きていけないと感じたのかもしれないけれども、あの中で助けられて生きたことで昇華させられなかったのかとかなしい気持ちになる。
二人の絆は確かにあったと思う。
だからこそ救い難い結末は切ない。
ページ数は多いが、わりとさっと読めた。
あと、アレ、神戸弁じゃなくてどっちかていうと大阪弁やな…。
そこがもう残念!
紙の本
月光の
2021/02/14 20:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々な要素を詰め込み過ぎた上に後味が悪い感じはしましたが、結末へ向けて引っ張っていく力が凄かったです。