紙の本
鷹野と塔子の絆
2017/12/30 13:46
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
今作は事前の予告通り、塔子が人質に。前半は緊迫した展開で楽しめました。一方、今作は11係の個々の存在が極めて希薄。塔子と鷹野の絆に焦点をあてた内容。後半に入ると、意外?な黒幕が。ただ、やはりシリーズを重ね、塔子の成長が感じられるものの、初期の頃の新鮮味が感じられないのも事実。うーん、次作に期待というとこでしょうか。
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都下の山中で立てこもり事件が発生。犯人は、殺人事件の被疑者として十一係が追跡していた男達だった。一般人が巻き込まれ緊迫する現場。男達は人質の一人と刑事・如月塔子の身柄交換を要求し、塔子を連れて逃走してしまう。所轄の猪狩巡査長とコンビを組み、相棒の救出に奔走する鷹野。一方、塔子自身も犯人から逃れるために知恵を巡らせる。かつてない窮地の中、鷹野と十一係は塔子を救い出し、事件の真相を解明できるのか!?
もっと困難な展開になるのかと思いきや、そうでもなかった。次回作に期待しよう。
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今回は如月塔子が人質の身代わりで犯人たちに連れ去らわれました。
ハラハラしながら読みました。
「警視庁捜査一課十一係」好きです。
続編いつ頃出版されるのかな?
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シリーズものは長くなると、主人公個人にまつわる事件になってくるのがうっとうしい。主人公が警察官の場合は、当事者として事件に関わらせる形はやめて欲しい。
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如月搭子シリーズの10作目。また、当事者になる搭子。
このシリーズはそう云う関わり方多いけど、そう云うの好きじゃないなあ・・・ そろそろ終りかと思ったら次巻予告が載ってた。
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塔子さんの11係シリーズ
今回、命の危機にさらされるけれど持ち前の機転と行動力で辛くも逃れることができてほっとした。
復讐は何も生まれないんだけどなー
警察組織に身を置き、捜査現場にいれば無傷ではいられないけれど強くたくましい反面、穏やかで一生懸命な前向きな塔子さん頑張って欲しい。
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刑事如月塔子の警視庁捜査一課十一係シリーズ第10作。
あらすじ
男性殺害事件で、張り込みをしていた男が突然山中の会社に、人質の男女と立て籠る。顔を見られていた如月が女の代わりに人質になるが、交渉は失敗し、逃走する犯人たちに連れ去られる。閉じ込められた古い家屋には、先に白骨死体があり、金塊発掘に関わるトラブルがあったとメモに残されていた。また残されていた携帯には、引退した大物政治家の番号か登録されていた。犯人たちは何かを計画しているようだというが、本当の目的はなんだろうか。
今回は如月が殴られたり、閉じ込められてほうつておかれたり、なかなかきつい試練であった。作中、フラッシュバックで恐怖が蘇ってくるところとか心配した。犯人たちも、これまで以上に手強く、残忍。ラストの犯人が、めっちゃ丁寧に真相をペラペラ喋ってくれるところとか、その男も閉じ込められたとき、無事に自力脱出できたところとか、なぜ?と思うけどやっぱり読んでいくよ。安定の捜査チーム。
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警視庁捜査一課十一係シリーズ、10作目。
塔子が身代わりの人質になり、緊迫感のある面白い展開。予想内ではあったが、どんでん返し的なところもあり、終盤において上手く繋げてきたなという印象だったが、鷹野にまで繋げてしまうところで一気に興醒め。そこに繋げなくとも、事件を成立出来たんじゃなかろうか。あまりに上手く繋がりすぎて、かえって現実味を無くしてしまったような、、、。事件を通した塔子の成長には応援したくなりました。お母さんの言葉がステキ。
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鷹の砦、なるほど。と読み終わって思う。最初の最初から仕込んであったのかと少し悔しくもあり。逆恨みがすごいけれど、最後は綺麗にまとまって良かったとは思う。普通トラウマになると思うんだけど、乗り越えていけそうな雰囲気に2人の相性の良さが滲み出ていました。
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推理小説でこのスピード感
もちろん主人公への感情移入もあるが、物語の展開や結末の意外性は毎回楽しめるものです
無敵じゃなくて無敗のイレブン・・・サッカーチームみたい
鷹の砦は凸凹コンビを象徴する見たいで意味ありげです
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暴行の跡があり、部屋の外の扉に手錠で繋がれた状態で発見された男性の殺人事件の捜査の途中で容疑者達が逃走。人質を取った立てこもり事件を起こし、一般人の人質と交換で塔子が人質となる。今回は塔子が人質という立場でどう解決の糸を探るか、という話だと思ったら割とあっさり救助され、さらに別の事件が浮かび上がってそこから大きな事件の可能性が導き出される。展開が結構豪腕だけど最後まで安定なのは流石。塔子の人質の時の無力感からの成長振りとか鷹野の過去が明らかになったりとかシリーズとして少し進んだ感じ。裏社会でも有名なコンビになってるようだけど仕事に支障出ないんだろうか…。
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スピード感は変わらずまた展開としては新しいもので楽しめました。
推理力と機動力の11係ですが、今作はだいぶ身体を張っているのと、飲み会&塔子ノートの出番がだいぶ少なく門脇班の印象が薄いです。
もう10作目ということで、シリーズとして読み始めてから追いついちゃいそうですが今後も楽しみです。
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通常の殺人から始まり、立て籠もり事件、如月が人質に取られるなど、いつもの猟奇的な殺人、犯人とは違っていたが新鮮な感じだった。
この本を読んでるさなか長野県での立てこもり殺人が起きてたため、複雑な気持ちで読んだ。
立てこもりで人質とされていた男が黒幕との裏切り要素もちゃんとあった。
如月も犯人グループからボコボコにされたり、地下牢に監禁されるなどかなりひどい状況に追い込められた作品であった。
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マンネリになってきたなと思ったけど、これは面白かった。
殺人事件から立て籠もり事件に発展し、塔子が連れ去られしまうまでの展開がスピーディーでテンポよく面白かった