1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:xiao - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も装丁が良かった
電子ではなく紙であつめたくなる本
怖いような怖くないような
2021/02/05 23:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるき - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な町と不思議な生物と不思議な人、こんな町がどこかにあってもいいんじゃないかなと思ってしまう。1週間くらい入り込んでみたいです。
かわいくて、少し不憫
2016/12/21 01:11
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段の作品よりも、素朴な絵柄のやつらがたくさん見れて嬉しい。作者の目線は愛情というか、少し不憫なものを愛でるという感じ。作者の路地描写が好きなのでそっちの方ではやや食い足りないが、作中で語られる理屈が不条理とは別で説得力があるのが面白かった。これも作者の魅力かも知れない。
投稿元:
レビューを見る
犬とかカメとか貒とか狢とか。…バッタとか。
謎の動物たちがたくましい巻。
「ついてない日の過ごし方」がとても好きだ。
投稿元:
レビューを見る
panpanya先生の描く風景はうにょうにょしていて曲線が楽しい。まさにその生きているような有機的描線のなかで描かれるのが《動物たち》、というテーマの作品集はなかなか楽しくてよかった。かわいい。何気ない日記の文章も好きだ。なんでもないものをこぼさないように、ていねいに日常を見つめる視線がすてき。読むだけでそういう視線に憑依したような気持ちにもなって、物語にはそういう力があるよなーとかぼんやり思う
最後の笹舟の話が特にお気に入りです
投稿元:
レビューを見る
"「逃げようとりあえず ここにいてはどの道未来はない」
…と勢いで出てきてしまったものの…
特になにか当てがあるわけではない
二、三日留守にしていれば有耶無耶に出来るんじゃないか…その程度のもんだ"[p.105_猯]
投稿元:
レビューを見る
いつもどおり.
家に住み着いた猯のあの一匹が、いつも何故か隣にいるよくわからない、二足歩行をする生き物だと思ったんだが、違うらしい.
投稿元:
レビューを見る
2017.2.22
つれていかれる感。
作者のノスタルジーと僕のノスタルジーは違うはずなのに何か同じものを見たような?
視点の集中と輪郭がボヤける感じ?近視?乱視?
そんな世界?ちょっと違うな、、、。
人物や動物達は鉛筆の柔らかい線で風景はペンで描かれているせいかな。
なんとも言い難い。何度も読み返したくなる。
投稿元:
レビューを見る
panpanyaさんの描く動物は本当にかわいい…。微笑んでしまうかわいさ。
いつもの女の子の人柄もよくて好き。
投稿元:
レビューを見る
雰囲気の良さと
タイトルに惹かれて購入したが、自分的には大当たり本だった。
日常に潜まない日常的なストーリーには
目が覚めるよなワクワク感♪
『慕う』以外何もない動物たちが愛おしすぎる。
投稿元:
レビューを見る
占いを気にして、用心する挙句、ブーメランを買ったり、犬に吠えられたり、探し物が見つかったり。引っ越しの話は、新居で明かりを消すと、遠くから車の音。夜、寝てみないとわからない事情というのはある。『猯(まみ)』は帰巣本能の強さゆえ、増えすぎて大混乱するも、職員の巨大マシンで一掃…のはずが?
どの動物も無表情ながらもペーソスがただよい、ときには哀しげでもあり、主人公はほっておけない。
投稿元:
レビューを見る
当たり前のルールも出来事も、それをこなすのが「動物」になった途端、強烈な違和感を感じる。怖くはないけど不気味。不気味なのに、やさしい世界。
投稿元:
レビューを見る
■動物たち (2016年12月)4冊目
残念だったこと
ついてない日の過ごし方
朝ぼらけ
引っ越し先さがし
引っ越しの日
引っ越した夜
引っ越し先のルール
引っ越しの可能性
一〇〇年後の日常「家」
「楽園」ご紹介漫画
年越しと本
猯
狢
示談の手引き
手段
正直者の傘
グラスホッパー・アドベンチャー
panpanyaにして「動物たち」とは、思い切ったタイトル!
擬人化された動物とされていない動物が混在しているのが、ゆるくてまたよい。
申し訳なさそうにしていたりあたふたしていたりする猯(まみ)の可愛いこと。
投稿元:
レビューを見る
魔魅
狸
狢
貉
読めない漢字いろいろあった
でも全部あとで丁寧で分かりやすい説明がされているのがpanpanyaさんの漫画の特徴
panpanya作はこれで三冊目
今のところ『二匹目の金魚』がベスト
投稿元:
レビューを見る
毎巻カバー絵のタイトル紹介って入っていたんだっけか。
「空き物件を占拠する貉の群れ」という絵とタイトルだけで期待が膨らむ。
収録話も期待と私の好みないい具合の非日常・幻想加減。
日記もかなりキレがあって好き。
まず日記「蜂」がもう面白い。確かに、蜂の帰巣メカニズムってどうなってるんだろう。
「ついてない日の過ごし方」では珍しくちゃんと犬として登場するレオナルドがみられる。
引っ越しシリーズの一編「引っ越し先のルール」のドタバタも面白い。自らごみ袋に這い入るミドリガメが悲壮かつかわいい。
「猯」「貉」はどちらも傑作!めちゃくちゃ面白い。
「猯」では珍しく「オワリ」という表記で話が終わる。
「示談の手引き」も現代のお伽噺という感じで好き。動物の動画でバズりたい人はこのくらいの根気と真摯さが必要だよね。
日記「物損」の微妙でささやかな感情もなんかわかる気がする。
panpanya先生の描く動物たち、とりわけこの作品集では人間社会に溶け込んでいるように見えていても、やはり決して相容れない存在であって、どことなくもの悲しい。
1刷
2021.9.19