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電子書籍
大坂 民衆の近世史 ──老いと病・生業・下層社会
著者 塚田孝
江戸時代、大坂で市井の人びとはどんなふうに生きたのか? どんな仕事をしていたのか? どんな人生の荒波にもまれ、どうくぐり抜けたのか? 江戸時代の「褒賞」の仔細な記録を読み...
大坂 民衆の近世史 ──老いと病・生業・下層社会
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大坂 民衆の近世史 老いと病・生業・下層社会 (ちくま新書)
商品説明
江戸時代、大坂で市井の人びとはどんなふうに生きたのか? どんな仕事をしていたのか? どんな人生の荒波にもまれ、どうくぐり抜けたのか? 江戸時代の「褒賞」の仔細な記録を読みとくと、当時の職業などのほか、病に倒れた親を支える孝行な娘や息子、没落した主人を支え続けた奉公人など、「名もなき」人びとのドラマが見えてくる。本書は巨大都市大坂の形成や町の構造、そして当時の人びとの暮らしを解説する。また江戸時代の「褒賞」が、現在の叙勲や褒章の制度にどのように受け継がれたのか、その歴史をたどる。
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紙の本
名もなき人びとの歴史へ
2018/05/22 20:51
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代に大坂で市井の人々はどのように生きたのか?どんな仕事をし、どんな人生の荒波にもまれたのか?気になりませんか?卒論で江戸の非人をテーマに取り組んだ著者塚田氏は、本書執筆の土台にある厖大な基礎研究の中で、つねに近世社会の「下の方」、なかでも、疎外し尽くされた人々――えたや非人、遊女や芸能者たち――に寄り添い、その実態を克明に掘り起こし、研究し、叙述し続けてきた。