お律の今後は・・・。
2017/11/21 17:32
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
本格的に上絵の仕事が始まった。
母と父を殺めた犯人は見つかるのか?
どんどん面白くなってくるこのシリーズ。職人の仕事と捕り物の楽しみ、そして恋の行方。いろいろ味わえてとってもお得。
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
上絵師 律の似面絵帖 第三弾 / 知野みさき
巾着や前掛け等の小物の上絵から
ようやく念願の着物をてがけるまでになったものの
何度も挫折しそうになり悩みに悩んで
ふと思いついたアイデアにモチベーションが戻ったり
揺れる主人公の心模様にに共感
雪華:雪の結晶の模様
先はまだ長そうです
2017/10/14 23:57
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投稿者:金柑露 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつの間にこの二人…という出だしですが、想いが通じて嬉しそうな二人。でも、お互い一人前の店主、上絵師にならなければの気持ちが強く、また女将さんに話せてないことから焦りもありそうでまだまだ先は長そうです。
今回も律が描く似面絵によって次々と事件を解決していくのですが、前巻より登場人物の背景がよく書いてあり、慶太郎の成長や淡い恋心、基二郎の昔の恋愛話など楽しめました。
結婚してないうちから涼太は夢見がちな感じですが、不安を抱えながらも嬉しそうな律で良かったです。
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涼太との恋を取るか、上絵師としての道を歩むか。思い乱れていて定まらない律に歯がゆい思いでしたが、そうよ、そうそう、両立する道を選ぶのよ~!歩み出したら何とかなるでしょうよ。肝心の涼太も香も協力的なんだからさ。
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内容(「BOOK」データベースより)
上絵師として、初めて着物を手がけることになった律。粋人として名を馳せる雪永が親しい女に贈るものだ。張り切って下描きを仕上げる律だが、なかなか良い返事がもらえない。そんな中、ある女から金を騙し取ったという男の似面絵を引き受けるのだが―。涼太との恋、仕事への矜持。心を揺らしながらもひたむきに生きる女職人の姿を描く、人気シリーズ第三弾。
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前作では律が意固地になり、じれったくってもやったとしたのだけど、今回は涼太と想いが通じ合ってるせいか、焼きもちも可愛いらしく、上絵師と涼太への想いとの葛藤も職人ならではと応援する気持ちにもなりとても良かった。
お知恵さんと雪永さんは今後どうなるのだろうか。
この2人も幸せになってほしいな
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第三弾
色々な女性の短編四話構成
全編に流れる幼なじみとの恋と行方、そして過去の不幸から
の脱却への手助け
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知野みさきさんの「雪華燃ゆ」、上絵師 律の似面絵帖シリーズ№3、2017.10発行。春の兆し、姉探し、消えた茶人、雪華燃ゆ の4話。律が裏長屋に帰り引き戸を開くと、土間に、幼馴染みで青陽堂の若旦那の涼太からの結び文が。「明日八つに五條天神にて待つ 応なら湯おけ 否ならせんたく板を 朝のうちに外に出されたし 涼太」 年が明ければ、律23、涼太24、この二人に春の訪れがやってきそうです。第3巻で完結でしょうか・・・。
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シリーズ第3弾。上絵師としての仕事も障害の多い恋も、少し進展。いろんな男女が登場するけど、切ない話が多い。両想いだから結ばれるとは限らないし、結ばれるだけが男女の愛ではないんだけど、やっぱり読者としては結ばれて幸せになって欲しいもの。最後の律と涼太の会話は良かった。
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L 上絵師 律の似面絵帖3
1ページ目で終了。
また間違って手に取らないように、対策のために記録。
会話の「」が連続で続いているし私の好きな形ではなかった。
こういうのも時代小説に入るのかねぇ〜?
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内容(「BOOK」データベースより)
上絵師として、初めて着物を手がけることになった律。粋人として名を馳せる雪永が親しい女に贈るものだ。張り切って下描きを仕上げる律だが、なかなか良い返事がもらえない。そんな中、ある女から金を騙し取ったという男の似面絵を引き受けるのだが―。涼太との恋、仕事への矜持。心を揺らしながらもひたむきに生きる女職人の姿を描く、人気シリーズ第三弾。
平成31年2月4日~7日
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女流時代小説作家 “知野みさき” のシリーズもの 『上絵師 律の似面絵帳』 全4巻。
第1巻『落ちぬ椿』
第2巻『舞う百日紅』
第3巻『雪華燃ゆ』
第4巻『巡る桜』
第4巻目発刊時の新聞広告で見つけ、
.....母親を辻斬りで殺され、失意のうちに父親も失う。 幼い弟と.......
とあり、姉、弟による親の仇打ちものか、と興味を募らせた。
近くの図書館にはあいにく無かったが、ありがたいことに、
リクエストして10日もしない内に近隣の複数の図書館から4冊揃えて取り寄せてもらった。
図書館の厚意に応え、4冊1300頁余を5日で読み抜いた。
最初、読み始めは、
この作家さん大丈夫かな、場合によっては “ナナメ” もできると読みだしたが、
“ん、何とか耐えられる”、
“ん、なかなかいけるな”
“やるね、おもしろいじゃないか”、と “ナナメ” なしで読了した。
さて、本シリーズ、
江戸は神田相生町の裏長屋に住む、上絵師の “律” を中心に展開される
ヒューマン・ドラマ、ときどきアクションも織り交ざる長編時代小説である。
この小説、よく4巻まで引っ張ったなぁというのが
なにをさておいてもの印象である。
上下2冊で纏められる内容である。
というのは、肝腎の仇討ちは2巻目で終わらしている。
それがしかも、姉弟揃ってたすき掛けに鉢巻姿と思いきや
仇本人がお縄になって自害して完わり。
数少ないアクション場面はお縄になる前にあるが.....。
この場面、弟は一切出て来ない。
あとの2巻、いったい何をやるのか。
やはり、嫁入り話の相手決めで完結した。
上絵師の精進ばなしは全篇通してあるが、
4巻目の最後の最後にやっと芽が出てきてこれからという処でおしまいとなる。
登場人物は百人余りでてくるが、それぞれを丁寧に扱っているのはいいね。
主要な人物20人程度を点・線・面・時間軸の4次元で絡まして
しかも絶妙のタイミングで、もぐら叩きのように出してくるのは見事と言える。
さらに、いきなり、四半刻、七つの捨て鐘、九つ.....とくる時刻表現
現在の何時にあたるとかの解説をしないところがいい。
一文、一朱、一分、一両の貨幣表現
九尺二間奥行三間の長屋、間口十三間の大店など寸法表現
一町も行かぬ内、二町ほど南...などの距離表現
あさつきと梅の粥、麩入りの茶漬けなどの食事情
服装、小間物、武士世界と町民世界の違いなどなど.....
読んでいて、江戸時代にタイムシフトしたかのような錯覚に陥る。
それに、あたかも江戸の地図帳を開けているかのような
町名、川、橋などの街並みの詳細な表現は臨場感を覚える。
ただ、場面・風景の情景表現が殆んどなされていないのは物足りない。
登場人物の心理・感情表現は刻銘になされているのに対して...........。
第3巻の冒頭にある「口吸い」(Deep Kissingの意味合いで)の言葉は
うまく見つけてきたと思う。 この時代によく会っていておもしろい。
これに対し、Light Kissing の表現で「接吻」を持って来ているが、
これは「口吸い」に対するものとして不釣合いである。
.....蘭学書にも記されている西洋人の......とかの解説が表記されているが尚更不自然。
むしろ、あっさりと「口つけ」でよかった。
上絵、似面絵、染め、葉茶の一際入念な描写は、本作品に深みを与え格調を高めている。
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『上絵師 律の似面絵帖』その3。
粋人として知られる雪永から、着物の上絵の依頼を受けた律。その依頼の影には、叶わなかった哀しい恋が…
相変わらず、良くも悪くもさらっと。
ようやく上絵師としての大きな仕事に取り組む律だが、まだまだ未熟さばかりが目立つようで、ヒヤヒヤする。
雪永と千恵のエピソードはしみじみ。
女将の類は、本当に厳しい商売人だが、それも人の心の奥底を深く見通す眼力があってのこと。職人としての律のどこかに、何か光るものを見ているのだろう…たぶん。
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シリーズ第三弾。
いくつかの事件が、、、(この事件がそれぞれに良い味わいなのだが。)起こり、巻き込まれたりしながら。
二人の初恋は徐々に実を結ぶように。
二人を応援する幼なじみや、隣人たち。
たくさんの人生が綾なすお江戸のまちで、人間模様が万華鏡のように。
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202202/1~7巻まとめて。先に読んだ「神田職人えにし譚(しろとましろ)シリーズ」が面白かったので、こちらも購入。弟がいる女性職人が主人公ってことで、似たようなところも多いけど、こっちもなかなか面白かった。