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電子書籍
妖怪姫、婿をとる
著者 廣嶋玲子
「許嫁がさらわれた! 取り返すから手を貸してくれ」飛びこんできた久蔵の絶叫に、弥助は仰天した。人さらいなら、十手持ちにでも訴えるのが筋ではないか。だが、聞けば許嫁は妖怪、...
妖怪姫、婿をとる
妖怪姫、婿をとる (創元推理文庫 妖怪の子預かります)
商品説明
「許嫁がさらわれた! 取り返すから手を貸してくれ」飛びこんできた久蔵の絶叫に、弥助は仰天した。人さらいなら、十手持ちにでも訴えるのが筋ではないか。だが、聞けば許嫁は妖怪、しかもいいところのおじょうさんだと言う。え? 許嫁が妖怪? 驚きのあまり言葉を失う弥助だったが、真剣な面持ちで頼みこむ久蔵に、千弥は厄介事が大好物の大妖である妖猫族の姫、王蜜の君を紹介する。王蜜の君の手引きで許嫁の初音がさらわれたと思しき、華蛇族の屋敷に忍びこんだ久蔵だったが……。遊び人久蔵に降りかかる試練を描く、人気シリーズ第5弾!
目次
- 妖怪姫、婿をとる
- 従者達、宴をひらく
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紙の本
妖怪姫の婿取り
2024/03/23 12:09
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻は弥助が嫌う久蔵が主人公です。
許嫁が攫われたと千弥と弥助に助けを求めにきた久蔵。
拐かしなら十手に頼めばいいと訝しむ2人に、許嫁が妖怪だから2人のツテを頼みたいと言う久蔵に驚く千弥と弥助。
千弥のつてで許嫁は実家に閉じ込められていると分かり、ひとり乗りこむ久蔵だったが…。
蛇の姫がどうして久蔵を好きになったのか、2巻を読んでないのでピンと来ず。また読んでみようと思います。
このシリーズは何巻か読んでいますが、弥助がどうしてそんなに久蔵を嫌うのかがイマイチ分からず。
しっかり者の子どもだからかな。
千弥が人でないことも察しながら、秘密にして欲しそうだったからと2人に確認すらしないのはなかなか出来ない事だと思う。
3つの試練の三つ目はなるほどなーと思いました。蛇の姫は何年生きるんだろう?