電子書籍
日の名残りみたいに
2018/01/27 09:35
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Apple - この投稿者のレビュー一覧を見る
執事の想いとカクテルの話は良かったな。
少女漫画にあるような設定で、
おとぎ話のような柔らかい世界なのだけど、
描き方によっては、毒にも花にもなる、
スパイス加減の塩梅がこの作品の魅力だと思う。
読み手の意地の悪い想像力を、
残念でした。そんな風にはなりませんと
気持ちの良い肩透かしをしてくれるような。
優しくて寂しがり屋の登場人物たちが
誠実に生きながら起こってしまう小さな事件に
悩んだり励ましたり励まされたりするのにホッコリする。
そして前を向いて生きて行くには、
美味しいご飯とスイーツとお酒と
それを一緒に楽しめる相手があればいいのだ。
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
やはりまゆみくん、あやさんの事好きなんですね笑
そしてメインの二人もどんどん進んでますゆっくりですが。
お母さんがいろいろ知ってるのって何かそういう力がある系の話かと思いました笑
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今回も可愛らしい。
自分の気持ちに一向に気づけない柊一が可愛すぎる。
気づかないながらも、晶紀さんに「渡さない」とか言っちゃって。言った後に自分である疑問に思うって!
この本を読むと、丁寧に掃除してご作ってという当たり前の暮らしがとても大事だなとなぜか思わさせる。
読んでいて心地よい。
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シリーズ2巻も面白かったです。
偽装結婚の柊一さんと香澄さんですが、端から見たら両思い確実なのに、ふたりとも自覚はしていないようでじれったいです。でも、ゆっくり進むふたりの関係を穏やかに見守りたいと思います。
なんだかんだで、周りから大事にされているふたりだと、安心します。
今回は絢さんの正体?がわかったりしました。
家の語りで進むお話もほっとしますね。
続きも楽しみです。
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積ん読がたまっていて遅くなりました。この夫婦、見ていて段々痒くなって来ました。双方一方通行の無自覚両想いってレベルが上がると、無理矢理くっつけたくなります。二人きりで夫婦として同居しても駄目ってことは薬でも盛らないと駄目か。
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肥後六花の名称をここで聞くとは!川尻の方でお菓子を作ってたような気がするわ。柊一ママは洞察力すごいね。檀はなんとなーく。晶紀は宣戦布告?(笑)
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家目線で語られる珍しい物語。椿屋敷に住む夫婦は偽装結婚です。お互いの利害が一致して契約したのに、一緒にいるうちに完全に絆されております。もうこのまま普通に夫婦になってしまえ。周囲のキャラも1巻より優しくなり、ちょっと気になっていたギスギス感がなくなって面白くなってきました。椿屋敷は男性のようだけど、すみれアパートは女性みたいですね。アパート目線で語られた絢と檀のエピソードも良かったです。微笑ましいシリーズで次巻も楽しみです。(でも私は椿に全く興味がない!w)
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シリーズ2作目。お互いの利害関係から籍を入れた2人。偽装とはいえ2人の生活を続けるうちに微妙に変化する空気。柊一への想いが分かりやすい香澄に対してあと一歩のところで壁を作る柊一…と思われたがナンノナンノ。無意識にポロっポロっとボロが出てるところが面白い。この丁度いいジレジレ感がたまりません!柊一母の怪しい行動の謎はやや肩透かしだったものの、柊一の謎解きも前作同様、軽く楽しめました。
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柊一と香澄のすれ違いな感じ、、
焦れったくて仕方ない。
椿に関する謎解きがなんとも素敵。
まさかの晶お兄ちゃんとの三角関係。
弟の檀も複雑な片想い中。
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どいつもこいつも遠回りな恋愛模様にやきもき。めんどくさいなぁ、早くくっつけばいいのになぁと思いつつ、読みました。家の語りはそうだった、とわかりつつもやはりちょっと混乱する。オレンジ文庫は結局、きれいな恋愛模様で終わりで、深く突っ込んでは行かないので個人的には物足りないけど、毎回読んでしまう。
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相手がどう思うか気になったり、ヤキモチやいたり、すっかり新婚夫婦になってきてほのぼの読めた。
最後の檀の恋模様が本編と同じくらい楽しみだ!
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少~しずつ、鈍い二人が近づいていく。甘酸っぱいなぁ。
主人公二人はもう固いとして、周りの人達の関係が面白い。特に、檀くんの恋の進展に、なま暖かい視線で応援(笑)彼はもう段階かオトナにならないとね❗
あとは両・母?がなかなかくせ者で、これから何を企んでるのか、楽しみです♪
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読みやすさは相変わらず。二人が無駄に偽夫婦なのでイライラします。はっきり言って、この偽夫婦設定はあんまり生かされていないと思う。さっさとくっつければいいのにと思ってしまうね。檀もうっとうしいし。
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下鴨アンティークから白川作品のファン。
この人から生まれるストーリーの中の人々は
何かしらの事情を抱えていたり
ひと癖あったりして
シリーズで読み進めないと単なる時間潰しの
娯楽小説だと思い込まれるかもしれない。
ところが白川作品の人々はしっかり生きていて
日常を暮らしていて そうして何よりも
常にそれぞれの人生が重なったりぶつかったり
いろいろな綾を成しながら 少しずつ変わっていく。
その主軸に絡まる軽い持ち味のミステリーが
解きほぐされてゆくにつれ
誰かの想いや過去のトラウマもほぐれてゆく。
白川さんのそんな物語の織り方に 私は惹かれた。
さて、次を買わなくては。
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私の中ではこのシリーズ、「隙間時間で読めるホンワカむずきゅん飯テロライトミステリ」という、「しゃばけ」シリーズと近い存在に落ち着きつつあります。この安心感よ……しかしお腹が空く……。
柊一の一歩踏み出せないところにもどかしさを覚えるのは相変わらずなのですが、今回は「渡しません」でときめきました。宣戦布告格好いいぞ……!
ミステリ部分は、椿に関する知識がないと読み解けないことが多いので、推理は放棄して話を追うことに徹するようになってきました。しかし、狭いご近所づきあいで、なかなか複雑な人間関係を繰り広げていますね、このご町内。