- 販売開始日: 2018/02/15
- 出版社: 岩波書店
- レーベル: 岩波科学ライブラリー
- ISBN:978-4-00-029599-4
犬のココロをよむ-伴侶動物学からわかること
あなたの愛犬への接し方は間違っていませんか.犬は言葉を交わせなくても,あなたの意図を全力で知ろうとしています.こうした犬のコミュニケーション能力の研究は始まったばかりです...
犬のココロをよむ-伴侶動物学からわかること
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商品説明
あなたの愛犬への接し方は間違っていませんか.犬は言葉を交わせなくても,あなたの意図を全力で知ろうとしています.こうした犬のコミュニケーション能力の研究は始まったばかりですが,人間の認知の研究にも大きな影響を及ぼしつつあります.誰でもできる簡単な観察実験とともに,その最先端の成果をわかりやすく紹介します.
目次
- 目 次
- 1 犬との生活を始める
- 古代人も犬を飼っていた/犬との生活をスタートさせるまえに/犬にもみんな個性があります/犬と人に共通する病気の遺伝子/その子犬はどこから来たの?/犬の気持ちを大事に育てよう/犬は自分で身のまわりを選ぶ/子犬にとって大事な三つのこと
- 《コラム》ローレンツが愛した犬
- 《コラム》幼少期における母親の影響
- 《コラム》飼い主は犬にとっての“安全基地”
- 2 犬の感覚を通した世界
- 驚異の犬の嗅覚/犬はなんの匂いを嗅ぎ分けているのか/犬の聴覚は人に似ている/犬の優れた動体視力/犬の社会性を目の構造から理解する/なぜ人は犬の目に魅せられるのか/黒目と白目があるのは共同生活のたまもの/未だ明らかになっていない不思議な犬の能力/犬は三日の恩を忘れない/実験に見る記憶能力
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書店員レビュー
分かっているつもりでいた、愛犬…
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店さん
分かっているつもりでいた、愛犬のキモチ。
実は飼い主の思い込みかもしれません。
昨年末あたりから動物、特にイヌがパートナーであるヒトを
ジュンク堂書店新潟店さん
昨年末あたりから動物、特にイヌがパートナーであるヒトをどう見て何を感じているのかを考察した本が売れている。イヌはヒトの狩猟の傍に、また夜の見張りにと古くから活躍してきた。
時は流れて、現代社会のイヌたちは野生から遠く離れた環境に囲まれている。そこは我々人間同様、ストレスにさらされている。ましてや「共通言語」を持たない人間を「飼い主」として共に暮らすのだ、吠えあって伝わるイヌ同士の方が気は楽かもしれない。
ではどうするか。これは我々から彼らに歩み寄り、何を欲し伝えようとしているのかを知るべきだろう。
遅れたが最後に付け加えなければならない。本書はしつけの本ではない。イヌの進化の歴史や習性を知り、よりよいパートナーシップを得るためのものである。普通にしつけをやってきた今までとはまた違った気持ちで接することができるのではなかろうか。
理工書担当 杉山