読割 50
電子書籍
勘定奉行の江戸時代
著者 藤田覚
江戸幕府の財政は、初期の頃からほとんどいつも火の車。お金の問題を切り盛りした勘定奉行だが、財政だけでなく農政、交通、司法など政治機能の多くを担い、寺社奉行・町奉行とともに...
勘定奉行の江戸時代
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
勘定奉行の江戸時代 (ちくま新書)
商品説明
江戸幕府の財政は、初期の頃からほとんどいつも火の車。お金の問題を切り盛りした勘定奉行だが、財政だけでなく農政、交通、司法など政治機能の多くを担い、寺社奉行・町奉行とともに三奉行の一員として、政治案件の意思決定にも深くかかわった。そんな重要役職にもかかわらず、いや重職だったからこそ、家格でなく実力で、ノンキャリアの叩き上げが奉行にのぼりつめる内部昇進の仕組みもあった。社会・文化の変化・成熟、幕藩体制の揺らぎなど、江戸幕府二七〇年の盛衰を、勘定奉行の業績や素顔から解明かす。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
江戸幕府の中心かつアウトサイダー
2018/02/12 10:45
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸幕府に限らず、国家なり組織で重要な一つは財政である。江戸幕府では勘定書でありそのトップである勘定奉行は、当然重要である。しかし、勘定書の役人や勘定奉行はかなり多彩な出自の人材が多い。それは、重要な組織故に、身分や家格より能力人材を優先したのだ。本書は、その辺のことが、興味深く描かれている。現在の組織論にも通ずることもある。一読を勧める。
紙の本
奉行職
2022/03/17 05:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代劇にはたびたび登場する勘定奉行。しかしその実態はあまり深く掘り下げられない。本書は具体的な人物を挙げて紹介されている。しかし捉えどころのない感じもする。