- 販売開始日: 2018/03/02
- 出版社: みすず書房
- ISBN:978-4-622-08651-2
ジェネリック――それは新薬と同じなのか
著者 ジェレミー・A・グリーン(著) , 野中香方子(訳)
ジェネリック薬とは、先発薬と有効成分の化学構造が同じ医薬品のこと。先発薬の特許満了後に発売される。開発にかかる費用が少ないため、低価格で販売できるのが強みだ。ジェネリック...
ジェネリック――それは新薬と同じなのか
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
ジェネリック薬とは、先発薬と有効成分の化学構造が同じ医薬品のこと。先発薬の特許満了後に発売される。開発にかかる費用が少ないため、低価格で販売できるのが強みだ。
ジェネリック薬は先発薬と同じ効き目があるとされるが、この「同じ」をめぐっては激しい論争があった。有効成分は同じだが、形や添加剤などが違っており、先発薬と「まったく同じ」ではない。それはどの程度重視すべきものなのか。同等性の根拠をどこにおけばよいのか。
半世紀前はいかがわしい薬とみなされていたジェネリック薬が現在の地位を得るまでには、臨床、消費、政治、法律をめぐって様々な攻防があった。ジェネリックはきわめて社会的な薬といえる。
〈ジェネリックは問題の種なのか、それとも解決策なのか――明らかにその両方だ〉。ジェネリックの誕生から社会に定着するまでの全体像を描いた本書は、ジェネリックの歴史をはじめて明らかにした書物として、高く評価されている。
目次
- 謝辞
- 序 同じであって同じでない
- I 名前には何が込められているのか?
- 第一章 治療の世界に秩序をもたらす
- 第二章 ブランド批判としてのジェネリック
- II ジェネリックなんてものはない?
- 第三章 匿名薬
- 第四章 控えめな業界の起源
- 第五章 ジェネリックの特異性
- III 同等性の科学
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む