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図解入門業界研究 最新 病院業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]
いま、急速な高齢化の進展に合わせて、医療と介護の一体化改革が進められています。本書は、病院業界の最新動向と経営をとりまく諸制度のしくみや今後の方向性などを多角的に解説した...
図解入門業界研究 最新 病院業界の動向とカラクリがよーくわかる本[第2版]
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最新病院業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本 業界人、就職、転職に役立つ情報満載 第2版 (図解入門業界研究)
商品説明
いま、急速な高齢化の進展に合わせて、医療と介護の一体化改革が進められています。本書は、病院業界の最新動向と経営をとりまく諸制度のしくみや今後の方向性などを多角的に解説した業界入門書です。団塊世代のすべてが75歳以上になる2025年モデルで医療と病院はどうかわるのか、診療報酬改訂と医療計画の方向性はどうなるのか、地域医療ビジョンと病院の役割、新制度の専門医認定と病院の診療科目など業界の基礎知識が身につきます。
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病院業界ってわかりづらい
2017/08/05 17:57
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
病院には公立と私立がある。公立の中でも自治体病院は他の形態の病院に比べ経営状況が悪く、2013年度の黒字病院比率は、医療法人の74.9%、社会保険関係団体の75.0%、その他公的な病院の60.9%に対して、自治体病院は46.0%となっているようだ。なぜこのような事態に陥っているのか。そもそも病院とはどのような収支にあるのかというのが、一般的な企業とは違ってわかりにくい。客である患者が治療内容を決めるわけではなく、また患者の負担は一般的に3割(後期高齢者は1割、生活保護者は0)であることも通常の商品とは違う特色だ。さらに価格も病院が決めるのではなく国で定めるところもかなり特殊な商品であるといえる。その制度や仕組みがわかりづらく、また病院業界を解説している本もなかなか見当たらない。業界地図にも医薬品業界は必ず載っているが、他の公益的な学校法人と違って病院業界は載っていないようだ。そういった意味で本書は貴重であるだろう。
しかし本書が読みやすいかといわれると、そうではないと感じる。結局病院はどのように利潤を得ているのか、なぜ自治体病院は赤字が多いのか、病院経営で求められることは何かといったことはあまりよくわからなかった。総務省などの思い描く制度を説明されてもと思う。実際にどのような運営がなされているのかが知りたいところだ。