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日本核武装 下
著者 高嶋哲夫
中国軍とのトラブルで死亡した自衛官は、戦争阻止を誰よりも望んだ真名瀬の親友だった。彼の死を防衛省は日中関係を考慮して警備中の事故死とするが、中国は海洋進出を緩めず、軍事衝...
日本核武装 下
日本核武装 下 (幻冬舎文庫)
商品説明
中国軍とのトラブルで死亡した自衛官は、戦争阻止を誰よりも望んだ真名瀬の親友だった。彼の死を防衛省は日中関係を考慮して警備中の事故死とするが、中国は海洋進出を緩めず、軍事衝突は時間の問題に――。真名瀬は完成間近の核爆弾を、親友の遺志を果たすためにも有事回避の交渉に使えないか模索した。だがその時、核爆弾を何者かに奪われる。
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紙の本
日本核武装 上下
2019/05/19 20:42
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本に対し、核ミサイルをちらつかせ、軍事力で勢力を拡大しようとする中国、非核三原則のもとアメリカに頼る日本、弱腰のアメリカ。ありえない話ではないし、今の国際情勢にだぶっているところも多い。
日本が核兵器を持つことに反対する真名瀬が、国内で核兵器が製造されたという情報を探っていく。日中関係が悪化していく中、戦争を起こさない為の核武装はありではないか、と考えが変わっていく。そして、日本は核を持てるが持たないのだ、という立場にもっていこうとする。
小説の中だけでなく、現実にも似たようなことが起こっているんじゃないか、と思ってしまう。