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[実践]小説教室
著者 根本昌夫
教え子二人が、芥川賞を同時受賞!自身の小説講座から、次々と作家をデビューさせる、『海燕』『野性時代』元編集長・カリスマ講師による、小説の基本から実践までわかる紙上小説教室...
[実践]小説教室
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〈実践〉小説教室 伝える、揺さぶる基本メソッド
商品説明
教え子二人が、芥川賞を同時受賞!自身の小説講座から、次々と作家をデビューさせる、『海燕』『野性時代』元編集長・カリスマ講師による、小説の基本から実践までわかる紙上小説教室。
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紙の本
まるで人気講座を受講しているかのよう
2018/06/09 05:51
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第158回芥川賞は石井遊佳さん、若竹千佐子さんという二人の女性による同時受賞で話題となったが、もしかすると彼女たち以上にその名を知られることになる人物がいた。
それがこの本の著者根本昌夫さんで、何故根本さんが有名になったかというと、芥川賞を受賞した二人ともがかつて根本さんが教える「小説教室」の受講生だったからだ。
当然そうなれば、もしかしたら自分も芥川賞作家になれるかもしれないと根本さんが持っている「小説教室」は満員で、さらにはこうして2013年に書かれた本が新しい版となって再び出版されることになるのだから、さすが芥川賞の影響力はおそろしい。
そもそも根本さんは学生時代から文芸誌の編集に携わって、社会に出てからも雑誌「海燕」や「野生時代」の編集長まで務めた人だから、小説を読む力はすごいものがある。
しかも根本さんと近い関係にある作家となれば、吉本ばななさんとか小川洋子さんなどがいて、根本さんの文学における新しい芽の発掘は今に始まったことでないことがわかる。
根本さんは「いい小説を書く」ためには、「たくさん書くこと」「たくさん読むこと」「よく考えること」が重要と説く。
その考えに沿って、この本でもまず「小説とは何か」があって、その次の「書いてみよう」では書き出しの描き方など具体的な説明がされ、最後は「読んで深く味わおう」では綿矢りささんや村上春樹さんの作品を「構造」と「重層性」の視点から読む解いていく。
活字になってはいるが、まるで授業をその場で聴いているような臨場感があって、これはやはり満員になるだけはある、人気講座にちがいない。
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読む書く考える
2021/03/14 06:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
これが、三大ポイントである、と作者の言葉。それはわかるけど、では……具体的にどうすれば良いか?それが、書かれていて、分かりやすいです。さすが、指導者として作家を何人も生んでいる方ですね