大学生をやり直したくなりました。
2021/12/30 03:05
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投稿者:はらみ79 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学生をやり直したい、ただし語学力や資格取得等の実学的要素以外の部分で、後悔のない過ごし方を知りたいという人にお勧めです。
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投稿者:kazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
若いうちに、大学生のうちに……とはよく言われますが、
実際、年を取ったらできなくなることってなんだ?
そういう疑問にぶっちゃけトークをかましてくれる一冊です。
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大学デビューを気負ってしようとしなくて良いよ、
じゃあどうやり過ごせばいいんだ、
という不安にわりと応えてくれる1冊。
知っていると、夏休み前までの日々を
むやみに緊張して過ごさなくても良くなるかもしれません。
が、
現役生がこれを読むには、タイミングが難しそう…
合格決まった3月後半…かな??
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初めは作者二人の後悔論だけかと思ったが、社会人からの視点で見た大学生の姿を読み取れることができ、実際に大学一年生の私には為になる本であった。
キーワード
#考えること #本を読むこと #探索能力 #自分なりになんとかする力 #実用至上主義の怖さ #個性 #個性的な人は愛される #ベストじゃなくてジャスト #ナンバーワンではなくてオンリーワン
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かいつまんでしか読んでないけど、印象に残ったのは
・ナンパ師が声をかけまくるのは、人に断られるのに慣れるため。そうして断られて耐性をつけていくのだが、ある意味それは人を人として見ない不感症。コミュニケーションはお互い探り探りが丁度いい。
・かけっこでも、勉強でも、俳優でも、音楽でも、あらゆる分野で自分と他者を比較し、負けても勝っても自分を受け入れられない人。ドラえもんは出木杉だけじゃなくのび太もジャイアンもいるから面白い。優等生だけなんて見てて面白くない。比較もほどほどに。
・男は正統派orアウトローで勝ちたがる。正統派で勝つほどの力もないし、アウトローになりきる度胸もない人はいわゆる普通の人。
もっとちゃんと読めば、色々転がってるかも。
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今時の若者のことが知りたくて読みました。昔と違って今の大学は手厚く学生をフォローしてくれるようですね。ただ、著者が自分の妹と同い年だったので、当時の思い出話などはこっちの世代よりでした。大学教授の最大の仕事は学生を死なせないこと、には衝撃を受けました。
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大学入学に関して、ドキドキよりも不安が大きいタイプの人にはぜひオススメしたい1冊。
いきなりたくさんの知らない人に囲まれ、なんなら知らない土地でイチからスタートする人も多い、大学1年生。
友だちできるかなぁ、サークルなに入ろう、履修ってなんだーーー!!!
という人が、大学生活の予習をするにはもってこい。
そんな具体的な不安解消で始まったかと思えば、全編通して見ると、「大学時代に、自分という人間と向き合うこと」の大事さを伝えてくれる本でもある。
1年生でなくても、大学時代にモヤモヤ悩んでいる人には、たくさんのヒントがあるかも。
その「モヤモヤ悩む」のも、大学生の特権。
紹介されている本や映画、マンガも、時間のある学生時代に見ておきたい。
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【琉大OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23444671
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大学生の時に読みたかった。
だめなことも肯定して、人生の新しい展開でそっと後押ししてくれるような本。
本当、大学生って失敗してもいいんだよーって言ってくれてる。
巻末のアフタートークもおもしろい!
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どうしても自分の大学1年生のころを思い出して、著者の2人と比べてしまうので苦しかった。
とりわけ2人とも早稲田卒で、早大に劣等感丸出しの大学にいた自分としては著者がどんだけ自分を卑下しててもやっぱ早大はすげーなーって感じてしまった。
本当に自分がすっからかんな大学生時代を過ごしたと思うだけに、こんな本に出会いたかったなぁと思った。
後半はとくに学生に対するトミヤマ先生の切実な願いを感じ、熱くなった。
私も若者に自由と豊かな学びを享受してほしいと願う一人なので、これは若者に勧めていきたい。
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〈「キラキラ大学生」を目指していない系大学生のための手引〉
大学の新入生専門のマニュアル。
と言っても堅苦しくなく、あれをしろ!こうしろ!と指示しているわけでもなく、2人の著者自身の大学時代の黒歴史を晒しながら、大学ではこんなところに気をつけてねとエッセイ風に指南してくれます。
著者はお二人。
一人はトミヤマユキコさん。日本の文学研究者、ライターさんです。専門は少女マンガ、日本近現代文学。早稲田大学で助教を務めた後、現在は山形の東北芸術工科大学芸術学部文芸学科で講師をされています。著書に『少女マンガのブサイク女子考』などがあり、少女漫画を中心に研究されていますが、最初の著書は「パンケーキ」に関するものというユニークな経歴の方です。
もう一人は清田隆之さん。人々から「恋バナ」を聞き集めている「桃山商事」の代表を務めています。様々な人からの悩み相談に耳を傾け、それをコラムやラジオで紹介されている、こちらもユニークな経歴の方です。
まえがきにこう書かれています。
"本書は「学生生活に失敗したくないけど、キラキラ大学生になりたいワケでもない大学1年生」に向けて書かれた本です。"
この本はまさに地に足をつけて大学生活を送るための一冊です。
中学高校は、学校や教師側が用意した行事やイベントをこなすだけでなんとなく思い出ができます。
一方大学は、それよりもはるかに自由です。自分で講義を選び時間割を組み、部活やサークルに入るも自由、バイトに勤しむこともでき、夏休みは滅茶苦茶に長い……と自由度は一気に上がります。これまでは予め決められたスケジュールと同学年の集団(クラス)、教科書がありましたが、それらを自分で取捨選択することになります。もしくは大学生活を教えてくれる「教科書」そのものがない場合も、そして、それを事細かに教えてくれる人はいるとは限りません。
この本は、そのような世界に急に投げ込まれた大学新入生に向けて、陥りやすい失敗を混じえながら12ヶ月分のステップを紹介してくれます。
例えば「自分の居場所を複数化しよう」「(大学デビューでのキャラクターから)キャラリセットするタイミング」「『色恋だけではない男女関係』を築くためには」などがトピックとして挙げられています。
読みながら、自分自身の大学生活での過ち(黒歴史)を思い出しました。なんで人の話が聞けなかったんだろう。なんで正論を言えば相手のためになると思っていたんだろう。なんであんなに嫉妬にまみれていたんだろう、と。
筆者の二人は大学を「多様性」の場所として捉えています。真面目な学生もいれば、不真面目、ダメ、ちゃらんぽらんな学生もいる。色んな学生がいて、それを受け入れる許容感がある場所が大学であると言っています。
それは、お二人(特にトミヤマさん)が大学生活での失敗から立ち直れなかった学生を何人も見ているからこその思いだと感じました。
この本は「倒れてもいいじゃないか。そして立ち上がれなくてもしょうがない、匍匐前進でも前に進めればいいじゃない」と「転んだ先」のことも���えて応援してくれます。
個人的に、トミヤマさんの「初めてお付き合いする相手をつくるためにしていたこと」、そして清田さんの「大学生が陥りやすい恋愛の失敗、特に男子学生への厳しい言葉」は印象に残りました。社会人になっても同じような過ちをしている人は見かけているので、肝に命じておきたいです。
この本はで出てくる「次にやるべきタスク」を紹介してくれるものではありません(むしろこの本ではそのような"受験型モデル"の危険性も指摘しています)
ただ、この本には、大学生活という広大な土地のマップと「この先の洞窟には魔物が住んでいるんじゃ……」と重要な情報をそれとなく教えてくれるキャラクターの言葉が載っています。
コロナ禍もあり、新しい環境に飛び込む不安に更に不安が積み重なっている状況です。ですが、大学に入る方がこの本片手に大学生活をサバイブし、充実した生活を送れることを応援しています。
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大学1年生で出会えて良かった!!
自己投資を惜しまない!!
自分は何を必要としているか、どう生きたいのかといったものと直結し、ときに可視化させるものがお金の本質!お金に対する考えを養っておく。
不真面目でも、正しくなくても、それなりに生きて
いける。
大学生活は何度でも仕切り直せる!失敗に怯えているひまがあるなら、失敗しても立ち直るための技術を磨く!
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大学1年生の私を柔らかくしてくれた一冊。
この本に出会えたおかげで、プライドとも呼べないような変なこだわりが打ち砕かれて、人生をシンプルに捉え直せた。
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4月から始まった大学生活の不安を解消させるために読ませていただきました。
月ごとに分けて2人のアドバイスが掲載されていました。
ただ、12か月分すべて読むことで今からでも気を付けることができそうなことがあったため、一気に読むと、よりこの本を活用できると感じました。
メールやLINEの言葉遣いに気を付けるという点が、いままで私の中でほとんどなかったので今後、失礼のない文章を作ることを強く胸に刻んでいきたいです。
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受験生のように第一志望校に向けてがむしゃらに学習するでもなく、昇進、昇給を目指してバリバリ働く社会人でもなく、どこか「宙ぶらりん」で、「人生の夏休み」をそれなりに謳歌する「大学生」というイキモノの話である。とりわけ一年生は、受験&シューカツの間に位置し、自由という名のある意味「地獄」を突きつけられる。「なんでもできる」は「何したらいいか分からない」を産み、自分のアイデンティティを失ってしまうこともある。(私含め?)大事なのは、この「宙ぶらりん自由地獄」を真正面から受け止めることかと感じた。