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僕の中の声を殺して
人に寄生して体を乗っ取る謎の生命体が出現!! しかも、言語を発するらしい!? 捕獲を試みる市役所職員・幟屋(のぼりや)が協力を依頼したのは、引きこもりの青年・宮澤(みやざ...
僕の中の声を殺して
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僕の中の声を殺して (キャラ文庫)
商品説明
人に寄生して体を乗っ取る謎の生命体が出現!! しかも、言語を発するらしい!? 捕獲を試みる市役所職員・幟屋(のぼりや)が協力を依頼したのは、引きこもりの青年・宮澤(みやざわ)。動植物の言葉がわかる能力を持つ男だ。こんなに煩いのに、なぜ皆にはこの声が聞こえないの…? 虚言癖を疑われて人間不信に陥っていた彼は、13年間一歩も外に出たことがない。怯える宮澤を、幟屋は必死に口説くけれど!? ※口絵・イラスト収録あり
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紙の本
めちゃシンクロします
2017/12/29 09:17
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BLは癒し - この投稿者のレビュー一覧を見る
受けがある種の異能もちなんですが、その能力故の幼いころからの葛藤、社会不適合な部分の記載がすごく痛くてぼろ泣きでした。そしてそれを粘り強く支えていこうとする攻めもすごく悲惨な過去を背負っていて、イタイ。そんな二人がお互い側にいようと想いあい、前に向かって進んでいく・・・・笠井先生の挿絵のすばらしさも相まって、本年best10に入る本でした。
電子書籍
期待以上
2020/12/31 23:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:生姜と檸檬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
受けの能力ゆえの生きづらさが辛い序盤、
あまりにも屈強だと思われていた攻めの意外な辛い過去、
それぞれの抱える痛みが強烈でした。
そんな二人が理解し合い、同じ目的のために心を一つにしていく様に胸をうたれました。
笠井あゆみ先生の表紙に惹かれて購入しましたが、
期待以上に面白い作品でした。
電子書籍
健気な受け
2020/07/10 17:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まぐろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻めのために頑張る受け、という設定が好きです。
最初は外に出るのも抵抗があったのに、攻めと一緒に外出するようになったり、攻めのために自ら関わっていったりと、健気さが伝わってきます。
また、お互いにひかれあう気持ちがわかるので楽しめました。
電子書籍
SF
2018/08/25 20:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
BLとしてももちろんおもしろいのですが、
SF作品としてしっかり楽しめる作品でした。
といいつつ、SF要素の謎がすべて解明するのではなく、
最後はBLらしく終わりました。
BLもSFも大好きなので満足ですw
電子書籍
SFとBLの合わせ技一本。
2018/06/26 14:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代日本のとある地方都市を舞台に、「ハイノリ」と名付けられた見えない謎の生命体が人間に寄生して乗っ取り、最後には命を奪う現象が発生。
そこで市役所が対策を考え講じたのが、動物の感情が分かるひきこもりの青年(受け)に協力を求めようと、担当者(攻め)が依頼に赴くのですが・・・
まるでSFのような物語でした。
謎の生き物「ハイノリ」の正体を明かそうと、距離感のあった受けと攻めが協力していく過程が丁寧に書かれています。
受けの能力を利用することが目的だった攻めが、受けに同調してしまいには恋しく思う流れが好きです。
また、人間不信で13年間もひきこもり、「ハイノリ」に対して消極的だった受けが、「ハイノリ」の対策を講じる攻めのために頑張る姿が健気でした。
普通の恋愛ものとは一味違うBLが好きな方に、オススメです。