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電子書籍
思考法 教養講座「歴史とは何か」
著者 著者:佐藤 優
世界は、教養なくして語れない。朽ちない教養をこの手に!!「二時間でわかる哲学」などは、あり得ない。現実は、思想が未だ動かしている。いま世界で起きているのは、すでに克服され...
思考法 教養講座「歴史とは何か」
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思考法 教養講座「歴史とは何か」 (角川新書)
商品説明
世界は、教養なくして語れない。
朽ちない教養をこの手に!!
「二時間でわかる哲学」などは、あり得ない。
現実は、思想が未だ動かしている。
いま世界で起きているのは、すでに克服され、古いものになったはずの民族問題であり、宗教問題の再発である。
歴史とは何か? ヒューマニズムとは何か? 近代<モダン>とは何か?
冷戦後、終わったことにされた近代<モダン>こそが未だに世界では影響力を持っている。
古今の書物に脈々と流れる論理の構造を掴み、解き明かすことで、危機の時代を生き抜く思考法を身に付ける。
■陰謀論は間違えたかたちで危機を克服する方法
■陰謀史観に対抗できるのは、健全なユーモアと笑いだ
■前衛思想はビジネスに使われている
■天才に対抗する発想は、預言者
■類比とは、別のものの中で共通構造を見ていくこと
■ヘブライ的な発想とギリシャ的な発想
■力で物事を理解するのは、新自由主義の市場の発想だ
■行為とは、不可能の可能性に挑むこと
■宗教の力は、本質的に関係のないものを結びつける
■時間論なき経済論に意味はない
■我々はボランティアのことを翼賛と言っていた
■ヒューマニズムは個人主義でも合理主義でも生命至上主義でもない
■キリスト教はアンチヒューマニズム
■思想は基本的に解釈、あるいは再解釈である
■世界史は、物語をつくる暴力的な力を持つ人にしかつくれない
■日本が露骨な帝国主義国になっていく可能性は高い
etc.
「知性によって裏付けられたユーモア、ときにはアイロニー(皮肉)を用いることによって、我々一人ひとりが社会的にどのような位置にいるかを知る」
※本書は『危機を克服する教養』(角川書店、2015年)を新書版として改題し、加筆修正したものです。
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紙の本
歴史から現在の立ち位置を見極める
2018/05/28 01:30
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なお - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は2013年1月~3月に、あるカルチャーセンターで行われた講義記録である。今から約5年前当時どんな時代だったかはすぐに思い出すことは難しいが、もちろん今の時代検索すればある程度把握することはできる。逆に言えば本書に書かれていることは5年前であり、我々はその結果を知っていることになるという利点がある。言い換えれば、どういった道筋で今現在はこの状況にあることを知っている上で読み進めればいいことになる。著者は過去の歴史的な名著にしたがい、過去の危機的な状況時にその名著が良くも悪くもどんな影響を与えたのかをレクチャーしている。決してこういった名著により危機の時代が回避できる訳ではないが、歴史を振り返れば同じような場面があったはずである。大事なことは各々がそれに対してどう対処するかにかかってくると思う。そのために今なにをしなければならないのか。本書の最後のほうに述べられている「知は力なり」という言葉に集約されていると考えます。それは単に本を読み知識をつければいいという容易なものではない。知識を蓄えた上で自分で判断できる知性が大事であると本書を読んで痛感しました
紙の本
佐藤優氏が語る危機の時代を生き抜く思考法
2018/05/13 10:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、佐藤優氏による現代の危機的時代を生きぬくための思考方法について書かれた書です。彼は、現代の世界で起こっていることは、すでに過去に語られつくされた民族問題であり、宗教問題であると言います。そして、いまそれが再生されているのだと繰り返します。そして、現代社会の状況を読み解くにはナショナリズムの考え、宗教的思想なくしては、不可能だと言います。本書は、こうした考えをもとに根源的な歴史哲学について語りながら、現代社会を読み解く思考法を教えてくれる良書です。
電子書籍
最後まで読み通す気にはなりませんでした
2019/01/20 21:59
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マグマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の本はいくつか持っていて、いずれも興味深いと感じていますが、本書は全く異なり訳が分からないという印象しか残りません。
公演内容をまとめた作りになっているので話し言葉で書かれていますが全くついていけません。
私自身の知識が不足していることは大きな原因ではあるかと思いますが電子版ではなく書店で購入するのなら中身を見てから買うようにした方が良いでしょう。