紙の本
偽弾の墓
2018/12/05 08:33
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
53教場の展開ワクワクしますね。特に五味、結衣、高杉、そして綾乃がどうなるのか第二弾まできました、次の展開でどういう関係性になるのか53教場の伏線として特に興味があります。ハッピーエンドとなるのかほろ苦い展開となるのか次作が待ち遠しいしいです。
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シリーズ第2弾。
前作で警察学校に異動になった五味が、教官として、悩みながらも新人警官達を無事に卒業させようと四苦八苦する姿を描く。
東京オリンピックを控え、警視庁の新人採用人数も増え、それに伴い、採用される人種も元スーパーマーケットの店長や、元プロ野球選手や、海外を転々としていた30歳の女性など様々。
そんな個性溢れる53教場の目標は40人揃って、卒業の日を迎えること。
そんな中、警察学校のすぐ近くの多磨霊園で射殺死体が発見される。府中署の綾乃は捜査の過程で、五味に協力を求め、やがて警察学校内部の人間が事件に関わっていることに気付く…
五味教場の中で起きる事件や、府中署管内の事件、恋愛事情や、五味の義理の娘の結衣の話など、いろんな話が詰まり過ぎて、何がメインなのか分からなくなってしまう。
そして、この作者お決まりの警察物なのに、恋愛要素たっぷりな展開もいただけない。
「教場シリーズ」のライバル的な立場を歌っているならば、もう少し焦点を絞るべき。
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警察学校という舞台設定からあまり期待していなかったシリーズですが、良い意味で予想を裏切る面白い作品です。
特殊な環境における青春成長物語、事件捜査、男女及び親子関係など、複数の読みどころが上手くまとめられていて、幅広いニーズの読者がそれぞれの視点で楽しむことができそうです。
だから余計に「警視庁53教場」という冠が間口を狭めていそうで惜しいと思います。
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多少の粗いプロットには目を瞑ろう。ストレートに感動して最後泣いてしまった。このエピローグはかなり泣ける。終わり良ければ総て良し。著者は女性主人公でない著作の出来は今ひとつだと思っていたが、それは本作をもって心の中で撤回いたしました。益々ご活躍を期待したいです。このエンディングなら続編ありますよね?
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評価は5。
内容(BOOKデーターベース)
警察学校の教官・五味が受け持つクラス“53教場”には、個性豊かな学生が集う。元プロ野球選手、ガンマニア、助教官に恋い焦がれる女性―各々の事情を抱えながら警察官を志す学生を相手に、五味は充実した日々を送っていた。しかしある日、多磨霊園で射殺体が発見されると、学生が容疑者になってしまう。五味は教え子を守るべく、「53教場40名、全員卒業」を目標に、事件解決を目指すが―。警察学校小説シリーズ第2弾。
五味教官、高杉教官・・・かっこよすぎます。二人のやり取りが可愛くて素敵すぎて夢中になった。二人に愛される娘・・・羨ましいぞ!
殺人事件・・・解決したっけ?
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警察学校の教官・五味が受け持つクラス“53教場”には、個性豊かな学生が集う。元プロ野球選手、ガンマニア、助教官に恋い焦がれる女性―各々の事情を抱えながら警察官を志す学生を相手に、五味は充実した日々を送っていた。しかしある日、多磨霊園で射殺体が発見されると、学生が容疑者になってしまう。五味は教え子を守るべく、「53教場40名、全員卒業」を目標に、事件解決を目指すが―。
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毎年この時期、「おすすめ文庫王国」を買って読み逃した本を追いかけているのだが、年々興味をそそられる本が少なくなっていて、今年は皆目…というあり様だった。
新刊にもあまり食指が動く本もなく、どうしようかと思っていたところ、「本の雑誌」の本体のほうのミステリーベスト10に文庫本が混ざっており、何とか、ようやく、これこれとなった次第。
そうやってピックアップしたものの内の1冊が、この本。
シリーズ物の2作目のようで、丁度今、3作目も店頭に並んでいるが、この表紙じゃ、ちょっと手が出ないやね。
最初の巻には遡らずにまずはこの本からにしてみたが、少し前の本なので近くのブックオフで入手。
警察学校ものとしても、管内で起こった事件の顛末にしても、それぞれに読みがいはあり。
ただ、ちょっとテンコ盛りに過ぎたように思え、間に挟まる男女関係の描き方には物語から浮いた感じを受けたり、読んでいて最後まで掴みどころがない筋立てではあった。
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吉川英梨の警察小説
警察学校シリーズ2巻目
2巻目から場長となった五味と同期の高杉、刑事の綾乃、五味の娘の結衣
警察官を目指す若者とのやりとりとその外で発生した事件の解決に警察学校がからんで面白いストーリー
一気読みでした!
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5月-6。3.5点。
53教場シリーズ。警察学校教師となった五味。
元プロ野球選手の生徒に殺人容疑が。
目標とした全員卒業は果たせるのか。
スピード感あり。なかなか捕まらない犯人、でも授業はつづく。次作も期待。
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警察学校の教官の五味京介や高杉哲也、刑事の瀬山綾乃など登場人物が魅力的だ。生身の人間としての心情が、生き生きと描かれている。学生たちも個性豊かに描かれているが、実際の警察学校では、こんなふうに伸び伸びできるのかなと疑問に思う。まあいいか、物語だからね。隣の教場の憎たらしい教官にさえ、最後はちょっぴりほろりとしてしまう。殺人事件に関しては、少し無理があるかなあ、とは思うが、まあこれもいいか。
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前回同様、警察学校における異常性格者館が垣間見られるが、主役が吹っ切れて分かりやすくなてきた
シリーズものならではの事ですね
人物描写にヒントがちりばめられているので、古い推理小説の読み手のkitanoには見逃しが多い
つか、今月は図書館が二週間閉まっていた影響で本が大量に来てしまった(家族6人分を独り占めで使うkitanoでした)
50冊図書館の本がある((笑))
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警察学校の教官・五味が受け持つクラス“53教場”には、個性豊かな学生が集う。元プロ野球選手、ガンマニア、助教官に恋い焦がれる女性―各々の事情を抱えながら警察官を志す学生を相手に、五味は充実した日々を送っていた。しかしある日、多磨霊園で射殺体が発見されると、学生が容疑者になってしまう。五味は教え子を守るべく、「53教場40名、全員卒業」を目標に、事件解決を目指すが―。警察学校小説シリーズ第2弾。
3作目を先に読んだので、後戻りすることに。同じ警察学校ものでも、こちらは実ににぎやか。
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五味教官シリーズ第2弾
娘への過剰な思いが動機となり事件を起こしてしまったり、背景がやや強引だった気はする。五味本人を含め、彼を取り巻く様々な人達の想いの交錯を感じながら読むと楽しめる。伏線を自然に繋げていく作者の巧さを感じた。
最後の結衣が吐露した高杉への想いが次作にどうなっていくのか楽しみである。
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シリーズ2作目。
今回も面白くて一気読み。
真実の裏には哀しみがつきまとう。
日菜がなぜ高杉を慕うのか…涙が止まらなかった。
結衣と高杉が引き合わされる場面も。
由衣が会うのを拒んだのはそういう理由があったからか…。
長田はただただイカれた教官かと思ってたけど、五味が戻ってきてほしいと伝え、何かが通じた気がして嬉しかった。
そしてまさかの綾乃が長田教場出身だったということ。繋がってるなあ。
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読み物としては面白いし、どんどん読み進められた。
展開が引っかかったかな。
警察学校内での事件やけど、無理がありすぎて興醒めしてしまってた。
覚醒剤を仕込まれるとか、拳銃簡単に渡せたりとか、そら不可能やろって思わされる。
上層部は隠蔽体質っていうのも、いつの時代の話やら。
昭和、平成初期の頃の話と違うねんから、その辺はただの警察の体制批判になってしまってる。
トータル星2に近い星3かな。