いとみち 三の糸（新潮文庫）

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投稿者：百書繚乱　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

極端な人見知りで津軽弁、小柄でドジっ娘の女子高生メイド相馬いと

三味線の腕前はあいかわらず抜群だが、３年生になって
進路が気になり後輩の鯉太郎が気になり新人バイトが気になって．．．

ハートフルな青春物語の第３巻、涙の完結編は爆笑必至

本書は2014年4月刊単行本の文庫化

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投稿者：とりまる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高校3年に進級したいと。
アルバイトや学校生活は順調なものの、
智美の後釜としてバイトに入った智美の妹チハルの勤務態度に頭を悩ませていた。


映画を観て、読み返しています。
この感想は文庫版ですが、個人的にはソフトカバー版のこの巻の表紙が1番好きです。
メイド珈琲店でのミニコンサートにも慣れ、後輩の勤務態度に頭を悩ませていたがある日ブチっとキレて叱り飛ばします。
内気で訛りが強い津軽ガールは、キレさせると意外に怖い笑と周りには思われているんだろうな
「楽しいと楽はきっと違うべな」
いいセリフです。
密かに想いを寄せている後輩の石郷くんとも、思いがけず彼の家に泊まる事になったりして少しずつ距離が近づきます。
いとに憧れてメイド珈琲店に応募してきた後輩も。
物語の最後はその後輩こまの視点から「憧れの人が去ってしまった」と語られていて、いとからこまちゃんに主人公が移ったことを仄めかしています。。
でも、いとの仙台生活も読んでみたいなと思いました。

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投稿者：nap　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高校１年生でメイド喫茶でバイトを始めたいとちゃんの、３年生のお話。
完結するのが残念です。
でも、きっとみんな頑張ってるはず！

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投稿者：L　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いとの成長を感じました。そしてどんな未来へ羽ばたいていくのかな、と。これで完結してしまうのが惜しい、もっとこの世界に浸っていたいと思うシリーズでした。

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投稿者：ぞか　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ずっと追いかけている作品。
いとっちも、おばあちゃんも、大好き

　正直なところ、ヴァンヘイレンはどうでもいい
(スミマセン。音楽としては空白の時代。
子育てで手いっぱいだったの)けど、なんだか
読んでると盛り上がるんだよな…

愛してるよ～～

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投稿者：ねこすき旅人　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

メイド喫茶で三味線を演奏し働く、イトが高校3年になって進路に悩み、決断し、旅立つお話です。親友たちが目標を定め進路を決めていく中、なかなかやりたいことが見つからないイトですが、故郷青森の過疎をなんとかしていきたいという思いをある大学のオープンキャンパスで話を聞いてもらったことから、本当に進みたい道が決まります。受験のプレッシャーに追い込まれながらも、家族や友達、バイト仲間から温かい激励をうけて、前に進んでいきます。人が前に進むための決断やチャレンジすることの大切さを読みながら感じることが出来ました。今回が最終巻となるみたいですが、マンガやドラマ化してほしいくらい良いお話でした。また違った形でイトが成長した姿を見てみたいです。

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投稿者：kwt　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

糸っちも受験生！地方から東京へ出て、大学受験です。
思い出すなあ、独りで箱根の関所を越えながらも、志望学科じゃないので、悩みながら試験を受けたのを。全滅したけどね。最後にねえ、受験日が遅い希望学科に受かったんやけど。おばあちゃんに、「近くの市内の学校は入れてくれんのか？」って心配されたりしてね。「その大学は僕には無理で、行きたいとこは別にあんの」、と説明するのも辛かったなあ。
読んでて思わず、力、入ってしもたわ。
今思うと、人に支えられながらも、僕も独り悩んで、大きくなったんやなあと。
なんか、遠き青春のヒトコマを思い出させてくれる、読後感爽やかな作品でした。