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藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方
著者 藤原和博
21世紀になって、はや15年。日本社会は「成長社会」から「成熟社会」へ、大きな変化を遂げました。私たちの働き方も、それに合わせてアップデートさせる必要があります。20世紀...
藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方
04/28まで通常1,650円
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藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方 (DISCOVER 21世紀の学校)
商品説明
21世紀になって、はや15年。
日本社会は「成長社会」から「成熟社会」へ、大きな変化を遂げました。
私たちの働き方も、それに合わせてアップデートさせる必要があります。
20世紀の「成長社会」の特徴は、ひとことで言えば「みんな一緒」という感覚が強かった社会。
それに対し、現在の「成熟社会」とは、「それぞれ一人一人」に細分化されていく社会です。
21世紀になり、人々は分断され、価値観は多様になり、社会は複雑化してきています。
「みんな一緒」の成長社会から「それぞれ一人一人」の成熟社会へ――。
これが理解できると、ビジネスチャンスの見つけ方も変わります。
本書では、リクルート社フェローから民間人校長へと転身し、
教育界で革新的な挑戦をし続ける藤原和博氏が、
21世紀の「成熟社会」を生き抜くための働き方を講義します。
序章にあたる〈ORIENTATION〉では、
自分の仕事の付加価値を高め、「信任(クレジット)の三角形」をつくることの意義が解説されます。
「信任の三角形」とは、いつの時代にも淘汰されない付加価値の高い仕事をするために、
3つのキャリアの「掛け算」によって100万人に1人の希少性ある存在になる、というものです。
続く〈LECTURE 1〉では、「成長社会」から「成熟社会」へ、
21世紀に社会がどう変化しているのかを明らかにします。
その上で、21世紀という成熟社会において、前章で解説された
「信任の三角形」を築き上げるために必要な基礎力である
「情報編集力」について解説します。
「状況がさまざまに異なり変化する、「正解」なき「成熟社会」では、
自分の頭の中で知識・技術・経験のすべてを組み合わせ、それぞれの状況に合わせて、
自分も他者も納得できる「納得解」を導き出す「情報編集力」が必要です。」
〈LECTURE 2〉では、この「情報編集力」を実践的に鍛える4つの方法が紹介されます。
「ブレインストーミング」「面接質問」「シミュレーション」「付加価値の問い」のそれぞれについて、
様々な例題とともに紹介され、それらを解きつつ読み進めることで、
「情報編集力」が自然と鍛えられていきます。
「情報編集力」によって自力で「納得解」を導きだしたら、
今度はそれを他者と共有する必要があります。
〈LECTURE 3〉では、「情報編集力」を駆使して紡ぎ出した納得解を
相手の脳内に直接イメージを映し出すように伝える方法について解説します。
そうして納得解を共有し、他者を巻き込みながら「信任の三角形」を形づくろうとするとき、
チームをうまく動かしていくための“マネジメント”が肝になってきます。
〈LECTURE 4〉では、経営者のみならず新入社員すらも
身に付けておくべき「経営者意識」について解説します。
最後、〈LAST LECTURE〉では、これらの理論を体現してきた著者が
自身の半生を振り返るとともに、「信任の三角形」からさらに進んで
「信任のピラミッド」をつくろうとする新しい挑戦が紹介されます。
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考え直す機会
2021/07/05 16:10
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投稿者:想井兼人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
会社のなかで、年功序列で決まった給料をもらう働き方はいつまで続くのだろうか。
コロナ禍でリモートワークが浮上してきたが、それを継続できている企業はどれほどあるだろう。
働き方、そしてその考え方を変えることは相当に難しいことのようだ。
でも、じっくり考える機会は設けるようにしたい。
読書で考えることも大切で、本書はそのためにも役立つ1冊だ。
本書は、自分の仕事の時間給を割り出すことも大切さを説く。
自分の仕事っぷりの実際を把握し、その先を見据えることの重要性を説いているのだろう。
自己肯定感を醸造することも大切で、企業戦士を叱咤激励するようなやり方は考え直さなければならないはず。
歯車に終始しない、出る杭になるにはどうするか。
しっかり考えるときが来ているのだろう。