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電子書籍
興亡の世界史 人類文明の黎明と暮れ方
著者 青柳 正規
ヒトの誕生から古代地中海世界まで、長大な文明史の「見取り図」を示す。最初の都市文明・シュメール、従来の文明観に変更を迫る「古代アンデス文明」、著者自身が近年手掛けたローマ...
興亡の世界史 人類文明の黎明と暮れ方
人類文明の黎明と暮れ方 (講談社学術文庫 興亡の世界史)
商品説明
ヒトの誕生から古代地中海世界まで、長大な文明史の「見取り図」を示す。最初の都市文明・シュメール、従来の文明観に変更を迫る「古代アンデス文明」、著者自身が近年手掛けたローマ帝国の新たな遺跡など、文明・文化の「多様性」に着目。いくつもの危機を乗り越え、環境に適応し、地球上のあらゆる陸地に拡散して文明を築いた人類の未来は。廃墟と化した遺跡には、私たちの現在を知り、これからを考えるヒントが隠されている。
目次
- 序 章 文明史を学ぶということ
- 第一章 ヒトから人類へ
- 第二章 農耕というイノベーション
- 第三章 文明の誕生
- 第四章 多様な文明の隆昌
- 第五章 古代地中海文明
- おわりに――文明が滅びるとき
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紙の本
長大な文明史の見取り図を示してくれる画期的な書です!
2019/01/30 09:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、講談社100周年記念として刊行された『興亡の世界史』の文庫版です。人類は直立歩行というリスクを冒したことで「文明」を得たと説かれる同書の最初の記述は非常に興味をそそります。そして、農耕という一大イノベーションを経て、世界各地に様々な文明が築かれます。古代都市文明を築いたシュメール人、古代アンデス文明を築いたインカの人々などを描きながら、人類の文明史の見取り図を示してくれる画期的な一冊です。世界史、文明史を知る上では、ぜひ、読みたい書です。
紙の本
眠りから掘り起こされた歴史。
2020/10/22 07:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず物語として歴史を学ぶことが、批判される。
この時点で、本書を選んで良かったと思った。
文明以前の、生活や、技術などから始まり、古代文明の成立と衰退などが、述べられていく。短い文章にも、これまでの多様な学問の知見が、圧縮されていて、視点は自在に動いていく。参考文献は、比較的新しい研究などが多いようですが、そこに至るまでにも、学問の積み重ねが行われていたのであり、記録や、研究の重要さが感じられる。
日本の今の社会にも反射してくるあれこれが、印象深い。
専門家による歴史書ではありませんが、『空から墜ちてきた歴史』小松左京が、人類の歴史を駆け足でいろんなところから綴っていて、その拡充版のようにも感じてしまう。
電子書籍
文明アラカルト
2020/08/03 06:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
メソポタミア、インダス、中国、エジプト、アンデス 、ギリシアなどの地中海文明、縄文などなど世界各地の文明について網羅的に書いていて勉強になった
電子書籍
古代
2019/03/18 15:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人類の文明の歴史が、書かれているので面白かったです。今とそんなに変わらなかったりで、不思議な気もちでした。