ビール好き、理系の本好きに合う本
2018/12/01 05:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
大手ビールメーカーの方が執筆しているだけあって、とても良い本です。科学に興味がなくても読める内容になっていますし、醸造に興味がある方にもとても読みやすい内容です。クラフトビールが好きな方は必携です。微生物の不思議さを感じ取れる本、職場でみんなに購入を進めています。
ビールを科学した興味深い書です!
2018/06/23 08:52
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ビールに焦点を当て、科学的にビールについて語った画期的な作品です。現在、ビール各社は次々に新しいビールを販売していますが、一体、何が違うのでそうか。消費者である私たちは、そんな専門的なことについてほとんど知識をもっていません。しかし、ビールをおいしく飲むには、そういった知識があると、今まで以上にビールと楽しく会話しながら飲むことができます。本書は、ビールの醸造から、原料選び、さらにはおいしく飲むための方法にまで言及した、まさに「ビール学」とも言える画期的な一冊です。ビール好きの方には、最高の一冊かもしれません。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マグマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブルーバックスなので当然なのでしょうが、化学の知識が無ければ、化合物の物質名や構造式の部分はさっぱりだと思います。
ただの表面的なビールのウンチクにとどまらず研究結果などまで紹介されているので、ビールに興味がある私としては情報量たっぷりの非常に良い本だと感じています。本書で学べることは非常に多いのは間違いないですが、ビール関連本1冊目として気軽に読むには困難でしょう。
ビールのことをもっと易しく学べる本がたくさんあるので、何冊か読んである程度背景知識を身につけておく必要があります。
2回目を読んだので追記します。本書が内容的に詳しく書かれているために難しいという印象は変わりませんが、1回目に比べ非常に読みやすかったと感じます。やはり繰り返し読んで知識が身につけば相当魅力ある本なのでしょう。
ビールは好きでは無いがお酒は好きな方、ぜひ読んでみてはどうでしょう。
何度読んでも勉強になります。素晴らしいほど内容が詰まった本です。
投稿元:
レビューを見る
【献本企画実施中!2018年6月26日まで】
美味しい季節がやってまいりました!読むほどに飲みたくなる「ビール学」の決定版!『カラー版 ビールの科学 麦芽とホップが生み出す「旨さ」の秘密』を5名様へ!
https://hon.booklog.jp/present/bluebacks-20180620
飲み方ひとつで「おいしさ」が変わる! 続々登場する「新ビール」は何が「新しい」のか? クラフトビールの個性を引き出す「理想の飲み順」とは? 麦芽が“魂”を宿らせ、ホップが“華”を添える――。5000年以上にわたって人類に愛されてきた「麦の酒」。なぜゴクゴクと飲み続けることができるのか? 世界各地のご当地ビール「飲み歩き」旅ガイドと「ビール料理」のレシピもついた「ビール大全」。
投稿元:
レビューを見る
ものすんごく面白かった!!ブルーバックスてやっぱり良い。素人にわかりやすい言葉で、ビールとはなんぞや?どんな歴史があってなんでゴクゴク飲めるのか?というのをサクっと説明してくれます。私的にいつも気になっていたのが、なんで水やったらそんなに飲めないのにビールだったらアホほど飲めるのか?という疑問。ま、銘柄によっても異なるらしいんですが、1、胃から腸に移動する速度が早い。炭酸ガスが胃壁を刺激して胃液の分泌を促し、さらに苦味が胃の消化を活発にする作用がある。銘柄によって脂肪酸の含有量が違うので、この脂肪酸を十二指腸のレセプターが完治すると輸送速度が減退するらしい。他にもアミノ酸の有無や浸透圧が関係する。2、体内に吸収されたアルコールがガストリン(ホルモン)や消化酵素の分泌を増やし、血液循環を高めて胆汁酸の分泌を促進するので消化速度が増加する。3、アルコールは抗利尿ホルモンの分泌を抑えるので、利尿作用がある。特にビールの利尿作用は高く、飲んだ量の1.5倍の水分を排泄させるらしい。
そうだ、水太りにはビールなのだ(←そんなことは書いてません)
そんなビールを飲む口実ばかり頭に浮かぶ、暑い2018夏。さらに、麦芽やホップはカリウムやホップの含有するのでさらに利尿作用があるんですって。かの森鴎外林太郎がミュンヘン大学に留学中に書いた論文が「ビールの利尿作用について」人間での実験を元に執筆されているが、やっぱり利尿作用、ということは先だってのビールの陣トイレ問題も非常に深刻な問題であったのがわかろうもん。
話はずれたが、他にも、更年期障害のホットフラッシュ症状に効くという論文などの紹介もあって非常に興味深い。ノンアルコールビールの作り方だとか、世界のビール消費量だとか、いろんな銘柄の説明だとか、ビールに合うアテのレシピだとか、まぁ色々と飽きさせず面白かった。ということで、やっぱり世界で一番古く一番ポピュラーな酒だけあってすごいです。日本酒を主食に、ビールはサラダ代わりにいけるんではなかろうかと超個人的考えました。
"Ueber die diuretische Wirkung des Biers" R. Mori 1887
投稿元:
レビューを見る
ブクログでプレゼントされた書籍読ませて貰いました。ビールと一口に言っても、これほどの奥深いものだったとは、と感心、感激しながら読み進めました。カラーでの写真や図式は分かりやすくありがたかったです。再度 また読み直そうと思います。
ブクログ様 ありがとうございました。!(^^)!
投稿元:
レビューを見る
もうビール飲みたい、だけで、内容がちっとも入ってこない。ビール飲みたい、中でもサッポロビール飲みたい。
ビールの炊き込みご飯はちょっとやってみたいな。
投稿元:
レビューを見る
第1章 「とりあえずビール」のその前に―いくつ知っていますか?ビール「基本の20題」
第2章 ビールはなぜ「おいしい」のか―コク、キレ、のど越しを科学する
第3章 「おいしいビール」はどう生まれるのか―醸造の科学と技術
第4章 明日もおいしく楽しもう!―「ビールの科学」最前線
第5章 人類とビールの5000年史―人はどのようにビールを造り、飲んできたか
第6章 ビールはどう進化するか―変わっていくもの、変わらないもの
第7章 科学的ビール堪能法―おいしく飲むための「三つの掟」
第8章 健康的にビールを楽しむ―長く楽しく、正しく付き合う
第9章 これぞマリアージュ!ビールと料理のハーモニーを楽しむ
著者:渡淳二(1955-、農学)
投稿元:
レビューを見る
さすがブルーバックスというべきか。ビールに関する本は幾つか読んだが、これだけ科学的なこと書かれているの読んだのは、これが初めて。読んでいて楽しくタメになった。
投稿元:
レビューを見る
twitterで、どなたかが良い本だと言っていたので読んでみました。ビールの作り方や、ビールがなぜおいしいと感じるのかなどを分析した内容を網羅的に書いていて、勉強になります。とはいえ、これを読んでいるとビールが飲みたくなってビアホールに行きたくなるのが問題です。このご時世、ビアホールが営業してないのだけどどうしてくれる(をぃ)。
とりあえず家にあるビール缶を1本空けることにします(感想になってない)。
投稿元:
レビューを見る
何故苦い飲み物のビールに魅力されるのだろうか。ビールは酒類の中で最も人類に飲まれています。
ビールが愛されるのは、飲んだ時の爽快感、いわゆるキレ・コクなどが求められているからではないでしょうか。
炭酸飲料とは違う喉越しは想像しただけでも飲みたくなってきます。
さて、この本の中では、ビールの歴史、製法、科学的分析による効能、世界のビールの紹介などが書かれています。
是非この本を手に取ってビールを飲んでみて欲しい。今までより麦芽、ホップの存在感が感じられることと思います。
一度読めばその後の人生で飲むビールが格段に楽しめます。ビール好きは是非読んでください。
投稿元:
レビューを見る
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057485