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戯曲 小鳥女房
著者 千木良悠子
都内のとあるマンションに結婚10年目の夫婦が暮らしている。妻は自分を「籠の鳥」のように感じ、夫に別離を切り出すが相手にされない。ある日、同じマンションに住む主婦が、愛人だ...
戯曲 小鳥女房
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戯曲小鳥女房
商品説明
都内のとあるマンションに結婚10年目の夫婦が暮らしている。
妻は自分を「籠の鳥」のように感じ、夫に別離を切り出すが相手にされない。
ある日、同じマンションに住む主婦が、愛人だという17歳の少年を連れてやってきた。
少年は「自分は女性の地位向上を目指す政治活動家だ」と語り、
日本中の主婦を集めてテロ行為を計画中だと打ち明けるのだが……。
●底本帯寄稿文(高橋源一郎)
銃弾を浴びよ
近代劇は、イプセンの『人形の家』をもって始まる。ヒロインのノラは、自分が、いや女たちが閉じ込められていたことに気づき、たったひとりで、「家」の「外」へ出た。長い、女たちの闘いの最初の狼煙だった。それから百数十年、劇場の中でも外でも、闘いは次の段階に達した。女たちは、自ら武器をとり立ち上がったのだ。その先頭に、千木良悠子がいる。彼女(たち)が撃つ、表現のマシンガン、そのことばの銃弾を浴びよ。そして、その先にある死と再生の物語を見つめよ。
目次
- 第1場
- 第2場
- 第3場
- 第4場
- 第5場
- 第6場
- 第7場
- 第8場
- 演出ノート 1 台本を使った稽古に入る前のワークショップ
- 演出ノート 2 場面毎の演出(第1場~第8場)
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