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猫の姫、狩りをする
著者 廣嶋玲子
我ら猫のあやかしの、人のそばにいたがるものの多いことよ。人とはそれほどに良いものであろうか。ならば試してみようではないか。そう言って王蜜の君がやってきたのは、なんと太鼓長...
猫の姫、狩りをする
猫の姫、狩りをする (創元推理文庫 妖怪の子預かります)
商品説明
我ら猫のあやかしの、人のそばにいたがるものの多いことよ。人とはそれほどに良いものであろうか。ならば試してみようではないか。そう言って王蜜の君がやってきたのは、なんと太鼓長屋の弥助のところ。気まぐれな妖猫族の姫の居候に、弥助べったりの千弥がいい顔をするはずはなく、小妖の玉雪に至っては、弥助の家に近づけなくなる始末。そんななか、弥助の周辺で猫絡みの事件が頻発、おまけに子猫を狙う不気味な女が出現するに至って、猫の守り手たる王蜜の君は放っておけず、事件の裏を探り始める。猫だらけのお江戸妖怪ファンタジー第6弾。
目次
- 猫の姫、狩りをする/猫めぐり/あとがき
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読みやすかった
2024/04/11 22:25
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある事件がきっかけで、猫の姫である王蜜の君は弥助の長屋に仮の姿で住まうことに。
ミステリー仕立て?なんでしょうか。
猫に絡んだひとつひとつの事件は、ある男がもたらしたものでした。
読みやすい文章で面白かったです。
個人的には玉雪さんが出てくるとホッとします。妖怪なんだけど、1番落ち着いてる感じがして。
優しいお姉さんって立ち位置ですよね。
この物語は弥助や津弓や子妖怪にかかわる描写は漫画っぽいのに時々かなり昏い描写があり、玉雪さんが出てくるとちょっと安心出来ます。
久蔵との回が良かったです。