家族モノだからこそ、家族一人一人にスポットを当ててほしかった
2018/10/05 15:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじに「家族は迷推理」、帯に「一番の名探偵は私!?」とあったので…。
てっきり推理好きの家族に振り回される、天才末っ子の話かと思いきや、読み進めていると…家族みんな、じつはいろいろ知っていて、末っ子の推理力を鍛えてあげているだけのようにも見えてきます。
ただ、末っ子に期待していそうな描写を見せながら、家族がどれだけ末っ子のことを考えているのか、それぞれにどんな物語があったのか…個性豊かなのに、家族の心情がさっぱり見えてきません。
キャラが走り回りすぎて、青柳さんの説明が追いついていない感じさえしてしまいます。
面白かったけど、もっと一人一人を掘り下げてほしかったかな。
それぞれ魅力的だっただけに、各個人の活躍が見れない物足りなさが残りました。
(ある意味、主人公よりも存在感を残しているけど…)
推理せざる者、食うべからず
2019/08/25 15:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事の父親を筆頭に、母親、兄二人、姉一人そして末っ子の
次女(自分)と、一家そろって名探偵(気取り)なお話。
ノリで読むしかないかな。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古今東西、
名探偵を集めて一家にして物語にしたもの。
一家の人が次女を「名探偵」にいざなう根拠が示されなくて、
ノリで読むしかない。
それぞれが探偵の「型」を持っていて、
それがそれなりに見られるものだけに、
狂言回しの役割になってしまっているのがなんとも言えない。
やっぱり探偵は主役しか似合わないかな。
投稿元:
レビューを見る
一家全員名探偵、というかいわゆる探偵脳。ギャグと割り切って読むと楽しめますが、主人公を取り巻く家族が本当に傍若無人なので、人によってはイラっとして読めないかもしれません。
投稿元:
レビューを見る
新たなシリーズの登場人物か!
毎夜、自宅で捜査会議なるものが開かれる家族に嫌気がさして、女子大生の末っ子は、独立を考えるのだか、様々な事件を解決してしまう。
さて、この家族日本名探偵は居るのか?
投稿元:
レビューを見る
普通に面白かった。
ふにゃぁ~~っ!は余計なキャラ付けだったけど。
普通に面白かった。
投稿元:
レビューを見る
この作者の他の作品を読んでたから、購入。
長兄がなんか態度デカくてムカつく人物。
まぁ、憎めないところもあるんだけどね。
テレビドラマ化したらキャラが立って面白そう!
一番好きなのは、紅茶好きな姉。
日常の謎が好みなのもいい!
母や兄2人、姉がメインに推理していくのも読みたい。
でも、なんでこんな家訓?なんだろ?
そのキッカケになったエピソードも読みたい!
やや気になるのが、主人公が推理するときに「ふにゃー」と叫ぶとこ。
なんかそこだけキャラ作りを無理してるみたいだったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
夕食の前に家族会議で事件を推理して、いい推理ができた人から食事が取れる猫河原家。そんな家から解放されたくてバイトや一人暮らしを始めても何だかんだで事件に絡めて家族が関わってきて、結局は謎を解いてしまう主人公。日常の謎しか興味のない姉がわりとツボ。
投稿元:
レビューを見る
【収録作品】第一話 名探偵なんて大嫌い! カラッとスマートフォンカツ殺人事件/第二話 家政婦は見せられた! めらめら観音殺人事件/第三話 死を呼ぶ高級ゆずこしょう! 多摩川BBQ殺人事件/第四話 きたれ悪魔! ネガティヴ占い師殺人事件(前編/後編)
登場人物がうっとうしすぎて読むのがきつい。
投稿元:
レビューを見る
大好きな作家さんではあるのですが…今回はハマらず…
主人公の友紀が、家族に対して反発ばかりで、なんだかなぁ…でした。
推理したり色々な場面で助けてもらってるのに。たしかに変人家族ではありますが。まぁその反発なミソなんでしょうけど、ノリノリで推理してもいいんでは⁇と思いました。
でも深夜ドラマとかになりそう☆父は古谷一行さん、母は名取裕子さん、友紀は小芝風花さんで脳内再生されました☆
投稿元:
レビューを見る
警察官の父が捜査資料を机の上に広げ、今日も夕食前の猫河原家では家族で捜査会議が開かれます。「推理せざる者、食うべからず」ちゃんと推理しないと夕食にもありつけません。一家全員名探偵、末の女子大生である主人公は名探偵になんかなりたくない、と反旗を翻しますが…。ユーモアミステリの分類なのでしょうが、なんかドタバタ喜劇を読んでいるような…。軽いので好き嫌いはあるかもしれません。しっかりミステリですが、謎やトリックもさらっと読めてしまった感じです。悪くはないのでとりあえず出たばかりの続編も読んでみます。
投稿元:
レビューを見る
図書館で借りたもの。
謎と推理を愛する猫河原家は、変人ばかり。普通の女子大生でいたい私はいつもブルー。だが、遭遇した事件にピンときた瞬間、髪の毛は逆立ち、真相を突き止める―。え? 一番の推理好きは私?
猫河原家のみんなは、友紀に推理させようとそれぞれアシストに徹してるよね。
探偵になりたくない友紀をその気にさせるためかしら?
家族それぞれに決め台詞があるのがいい。
投稿元:
レビューを見る
謎と推理大好き一家猫河原家の夕食のお供は実際に起きた事件。推理を披露して皆を納得させられないとご飯にありつけない。家族は喜々として自分の得意分野で推理するけど4人兄姉末っ子の友紀はこれが嫌で仕方がない。なのに事件に遭遇してピンときてしまうと真相に向かって推理してしまう。始めは間抜けな迷推理だけどちょっとした齟齬を土台にしてきちんとした推理が組み上がっていくのは楽しい。スマホカツ事件とBBQ事件が綺麗にまとまっていると思う。占い師事件はちょっと散漫かなー。家族の濃いキャラが合うか合わないかが楽しめるかの分かれ目の気がする。
投稿元:
レビューを見る
長かったテスト期間が終わって久々の読書。
キャラクターもの?が好きな人は好きだと思う。
私だったらこんな家族は正直疲れるけど見る分には楽しいなって感じ。
投稿元:
レビューを見る
大学生の友紀の家族は変わっている。皆が皆、推理を愛して探偵になりたがる。刑事の父親が持ち帰った事件を「捜査会議」と称して夕飯の時間にやり、推理が出来たら母親がご飯をくれるというシステムだ。普通の大学生でいたい友紀はいつもブルー。推理なんてしたくないのに、気が付けば髪が逆立ち全ての事件が積み上がっていき…
トンデモ家族だなぁというのが正直な感想。いくら推理が好きでもお父さん、それやってはいけないやつですよね?懲戒解雇ものですよねって感じだけど、まぁ小説だから許されるのか。
家族が全員、末っ子の友紀に推理させたくていろいろ根回しするんだけど、それに乗せられる友紀も友紀だし、家族も強引だなと。コナンや金田一じゃないんだから行く先々で殺人が起こるなんてすごく可哀想。
唯一の良心だと思っていた次男も友紀のこと罠にかけるし、なんだか友紀が救われない。でも、なんだかんだで友紀も推理は好きだから仕方ないかもなぁ。
2020.5.31 読了