電子書籍
しまなみ誰そ彼 4
著者 鎌谷悠希
力になる。側にいる。未来への小さな望み。末期ガンで入院中のパートナーの見舞いに通う、「談話室」メンバーのチャイコさん。そんなチャイコさんが思い出として語ったのは、「無色透...
しまなみ誰そ彼 4
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しまなみ誰そ彼 4 (ビッグコミックススペシャル ヒバナ)
商品説明
力になる。側にいる。未来への小さな望み。
末期ガンで入院中のパートナーの見舞いに通う、
「談話室」メンバーのチャイコさん。
そんなチャイコさんが思い出として語ったのは、
「無色透明でありたい」と決心した頃の
若き「誰かさん」の姿だった。
一方、結婚式を控えた早輝は、同性愛者
であることを両親に暴露されてしまう。
そのきっかけとなった己の父親に対する
憤りを隠さない椿の様子に、たすくは…。
尾道を舞台に鎌谷悠希が描く
性と生と青春の物語、感動の最終巻。
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紙の本
視野の広さに救われる作品
2019/06/05 22:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:naki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲイやレズビアン、トランスジェンダーを扱った作品はこれまでにもあったけれど、L・G・B・Tだけでなく、誰かさんのようなセクシュアルマイノリティのなかのマイノリティ、椿くんや美空さんのようなまだ自分で自分をとらえきれていない人の存在まで幅広く描いた作品は私にとって初めてでした。
誤った優しさを振りかざして空回ったり、差別される辛さを知っているはずの自分が思いがけなく誰かを傷つけてしまったり、という描写もリアルで胸に刺さりました。
もっともっと読み続けたかった。この作品は、当事者はもちろん、あらゆる人にとって心の支えになると思います。
電子書籍
完結
2018/08/10 22:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
LGBTをめぐる根深い問題を正面から描いた良作が完結。チャイコさんが長年連れ添った伴侶のエピソードは深かった。
電子書籍
迷いながら思いやる人たち
2018/08/02 21:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジェニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
同性愛者などなかなか世間的に生きにくい人たちの集まる暖かい場所。でもただあたたかいだけでなく、迷いつつそれぞれを思いやり、じぶんの人生にも真摯に向き合おうとする全ての登場人物が心を打つ。
電子書籍
4巻!
2018/10/06 18:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
このテーマのストーリーに、ハッピーエンドは難しいのかもしれませんが、曖昧なまま終わってしまって、消化不良といった感じでした。チャイコさんと、大地さん達の結婚式で、区切りと考えるということかな?