- 販売開始日: 2018/07/20
- 出版社: 東京創元社
- ISBN:978-4-488-00388-3
世界一高価な切手の物語 なぜ1セントの切手は950万ドルになったのか
1856年、英領ギアナで暴動が起こり、本国から切手が届かないことを恐れ、急場しのぎに地元の新聞社である切手が印刷された。地元のみで使用され、そのまま忘れ去られたが、これが...
世界一高価な切手の物語 なぜ1セントの切手は950万ドルになったのか
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商品説明
1856年、英領ギアナで暴動が起こり、本国から切手が届かないことを恐れ、急場しのぎに地元の新聞社である切手が印刷された。地元のみで使用され、そのまま忘れ去られたが、これがのちに1セント・マゼンタとして知られることになる切手であった。発行から17年後、ある少年が廃屋でこの切手を発見。以降、この冴えない見た目の切手の価値は、コレクターたちのあいだで跳ね上がっていく――。なぜ、どのようにして、その切手はとてつもない価値を有するに至ったのか? 世界に一枚しかないとされる切手と、それをめぐる人々の数奇な運命と情熱を描く、傑作ノンフィクション!
目次
- 第一章 切手の世界
- 第二章 デイヴィッドとの旅
- 第三章 一セント 一八五六年:印刷され、売られ、忘れられる
- 第四章 六シリング 一八七三年:十二歳の少年が発見
- 第五章 百二十ポンド 一八七八年:グラスゴーとロンドン
- 第六章 百五十ポンド 一八七八年:マリンキャップの男
- 第七章 三万二千五百ドル 一九二二年:葉巻をくわえた富豪
- 第八章 四万ドル 一九四〇年:怒れる未亡人、メイシーズ、そしてもう一人の富豪
- 第九章 二十八万六千ドル 一九七〇年:ウィルクスバリの八人
- 第十章 九十三万五千ドル 一九八〇年:“その男は現われた”
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元切手蒐集家の私としては、たまらなく興味をそそられる一冊でした。
2022/02/23 17:49
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
オードリーヘプバーンのシャレードにスウェーデン4シリングバンコ、ハワイ宣教師切手3セント モルドバの牛切手82paraといった高価な切手(これらの切手はモデルはあるけど架空)が、重要な鍵として登場しますが、ここに登場する英領ギアナの切手は実在。しかも、発行された経過がいかにもで、面白い。元切手蒐集家の私としては、たまらなく興味をそそられる一冊でした。