先の事などわからない…
2023/11/22 16:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
100人居れば100通りの環境も生活もある訳で、性格や運も絡んできたら、それこそどれだけの人生があるのか。
人には言えない事だって誰にもあると思うし、どうなるかなんて、所詮わからないものだと思いました。
母娘の関係の難しさ
2019/08/13 14:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
母に精神的虐待を受けて育ち、母に怯え、憎む千遥。母を息苦しく思いながらも共依存のように暮らす亜沙子。二人の結婚を通して、母娘の関わり方が変わっていく。
同性だからこその母と娘の難しさ、二人の娘の心の動きがリアルに伝わってくる。特に亜沙子と母の関係はすぐどこかにありそうだった。
ラストにも不穏な気配が漂っている。様々な展開を考えてしまうので、是非続編を期待したい。
投稿元:
レビューを見る
母に縛りつけられる2人の娘。
何しても認めてくれない母親と娘に依存仕切っている母親。
逃れられない、呪縛。
私も母とべったりだったから、愛されたいけど鬱陶しいし認めてもらいたい。その気持ちが痛いほど分かる。
こういう親見てると子供って縛りつけて置くために産むのか?と思えてくる。母自身の夢を娘託す親も子離れ出来ない親もしんどすぎる。子供の幸せより自身の幸せってか、、産まれて来たくなくなるわ。
千遥の方は最後うまく行くのかと思いきや、、、何だかなーーー毒だわ(=_=)
投稿元:
レビューを見る
母になるがこわい。一方子として二人の女性と重なるけれども、全く違うことに安堵。
結局のところ、自分が育った家庭をめざし、自分の母を目指すんじゃないかな。
そう思えた母子関係だということにとにかくほっとした、でも将来を考えるとやっぱりこわい。
投稿元:
レビューを見る
同僚に借りた本。2組の毒母と娘の話で、毒母に逆らえない娘達にイライラさせられながら読んだしまった。全てを否定されながら育った美人の千遥。娘だけが生き甲斐の母と育った亜沙子。千遥の方はうまく毒母から逃げられたはずなのに結婚話を機に実家との繋がりができて、結局は母の元に。亜沙子は母が仮病や自殺未遂までやりながら亜沙子を自分の思い通りにする事を生き甲斐にしている事実に気付き、母を棄て逃げたパターン。
自分の子供だとしても人間に執着してはいけない。別の人格を持つ人間だし、所有物では無いのだから。こういう依存型のタイプは、AI人型ロボットを活用して依存していけば満足できないかな。
投稿元:
レビューを見る
母親に虐められた娘と、母親に縛られた娘の二人の物語。
一生ついて廻る事からどうやって独立していくのか。
脳溢血で障害を持つことになってしまった母親を介護するも、最後の母親の一言が衝撃的。
エンディングがなかなか良い。
この手の話は現実でも聞く事もあり、どこでも誰でもあるんだろうなと想像がつく。
娘を持つ母親や、母親について良い感情を持っていない方は読んでみると共感が持てる部分があるのかもしれない。
唯川恵さん、ちょっと前にも読んだことがあるが、当たり外れがある作家さんなのかな?
続いて、この方の小説を読んでみることにする。
投稿元:
レビューを見る
2組の母と娘の物語。「大好きだけど大嫌い、大切だけど、憎らしい」そんな複雑な女同士の感情が複雑に絡み合う様々な出来事に、他人事とは思えず一気に読み終わった。女同士ってどうしてこうも、不器用に傷つけあってしまうのか。
ミハルの存在はピアニシモのヒカルを思い出した。
投稿元:
レビューを見る
歪んだ母と娘の関係性。ラストどのようになるのか気になって読み進めたが、曖昧な感じで終わっていたのが残念。
ただ、千遥の母には恐怖を感じた。
投稿元:
レビューを見る
いわゆる毒親でしょうか。娘を精神的に虐待したり愛情の名の下に束縛したり。自分のコントロール下に置こうとする言動はかなり怖い。
自分の親がそうでなくて良かったとホッとすると同時に、自分が毒親にならないよう気をつけないといけないと思いました。子供には子供の人生があってそれを尊重しなくてはいけない。基本的な事だけど忘れがち。一気読みした本でした。
投稿元:
レビューを見る
2019.5.18
母娘の関係はここまで近いもの?と疑問に思ったけど、一人っ子だとこのような傾向が強く出るのかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
母と娘に限らず、親子の関係に、お互いに目に見えない束縛や依存や承認欲求は誰にだって多少あるものと思う。それを”呪縛”としたものが、本作品なのかなあ。それにしても亜沙子の最後はご都合主義っぽくて、ちょっと冷めた(笑)
投稿元:
レビューを見る
読んでいて疲れる作品。タイプの違った毒親を持つ2人の娘が主人公だが、本人たちの意思なんてとうの昔に失くしたのではないかと思うぐらい束縛されてて可哀想に思ってしまった。色々な家族の形があれど、ここまで悲観的に見える家庭もそうそう無い…と思いたい。物語の中では側から見た時は普通の家族に見えているのもまた恐ろしい。
投稿元:
レビューを見る
毒親!!母娘の呪縛!!この世は地獄に次ぐ地獄!!ってくらいどこまでも続く地獄をどん底まで引きずられながら進んでくよみたいな内容だったな・・・。
怖い・・・怖い・・・。
マジでこういう現代社会の日常に潜む地獄書くのが上手すぎる唯川先生・・・。
投稿元:
レビューを見る
母が見つけて来た亜沙子の結婚相手は、蓋を開ければとんでもない性癖の持ち主でその点も不気味でしたが、ブログに自身の理想を事実の様に書き連ねる亜沙子の母にも更に、不気味な物を感じてしまいました。
それぞれの母と娘の関係が終わりに近づくに連れハッピーエンドになるのかと思いきや両方の母娘共にまるでホラーを思わせる様な展開で、最後まで飽きずに夢中に読み進める事が出来ました。
この二人の立場までは行かなくても、どこか近い部分を感じる娘さんも多いのではないかと思わせるリアリティーも感じる1冊でした。
投稿元:
レビューを見る
2021年31冊目。再読②
何度読んでもめっちゃ嫌な気持ちになるのに、また手にしてしまい一気に読んでしまうのはなんでだろう。
「数年後、もし千遥と亜沙子がともに娘を産んだとしたら、彼女たはちはどんな母親になるのだろう。」とあとがきにあり、そんな物語も読んでみたいと思った。