- 販売開始日: 2018/08/20
- 出版社: 東洋館出版社
- ISBN:978-4-491-03557-4
ブラック校則
いま、なぜ校則が問題なのか? 「校則問題はもう遠い昔の話なのでは?」「今の子どもたちはのびのびと過ごしているのでは?」実は…背景を変えながら、いまも理不尽なブラック校則は...
ブラック校則
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商品説明
いま、なぜ校則が問題なのか?
「校則問題はもう遠い昔の話なのでは?」
「今の子どもたちはのびのびと過ごしているのでは?」
実は…
背景を変えながら、いまも理不尽なブラック校則は子どもたちを苦しめ続けている
2017年、生まれつき髪が茶色の高校生が学校から髪を黒く染めるよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になったことから裁判を起こした。この報道をきっかけに行われた全国的な調査から見えてきたのは、生まれつき茶・金髪の高校生の2割が黒く染めさせられている、女子生徒の下着の色を検査され、没収さえされるといった「ブラック校則」の現状だった
○体操着の内側に下着着用禁止
○日焼け止めやリップクリームの禁止
○「おしゃれ」だからタイツの着用は禁止
○女子生徒の下着の色を検査され、没収さえされる
○指導対象の生徒に授業を受けさせない
○年功序列で非合理的な「部則」
○以前よりも増加している「厳格な指導」
………
子どもたちの理不尽な苦しみが、子どもたちの、そして社会の未来の足かせとなっている。その現状を、どのように変えることができるのか。
2017年の裁判をきっかけに発足した「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」による詳細な統計データや苦しむ子ども・保護者の声のほか、司法・貧困・トランスジェンダーなどの多様な論点、そして保護者・教師自身からみた校則の問題など、多様な論点からブラック校則の現状と、その解決策を探る。
巻末には荻上チキ・内田良による対談のほか、頻繁に問われる校則への誤解を解きほぐした「想定問答」を収録。
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校則を見直したい
2019/07/06 20:57
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「校則で決まってるから」の一点張りで、おかしなところは改善しようとしない学校に疑問を感じて購入。
まだ学生時代から「おかしくない?」と言い続けて、3年かけて校則を変えたことがありましたが…それは、私よりも前の先輩たちが10年ぐらい言い続けたという歴史があったから成り立ったことで、一度出来上がった校則を変えることは容易ではない。
校則をつくるのは簡単なのに、時代に取り残された校則、誰も意味をわかっていない校則は、一度つくってしまうと変わらないので「民主主義とは何だろう」と疑問に思います。
文庫ぎんが堂の『ヘンな校則』と併せて読むと、より一層校則のワケのわからなさが際立ち、怒りが込み上げます。
校則を完全になくせというワケではありませんが、2000年も過ぎ、年号も令和になったので、昭和の頃に作られた不自然な校則を一度見直す時期に来ているのではないでしょうか。
もともと生徒会は「先生だけで学校の規則をつくらないように」と作られたはずなのに、気がつけば先生の言いなりにさせられているところも多いので、そういったところも見直すべきではと思います。
国連から「日本の学校の校則は厳しすぎる」と何度も注意を受けていることは初めて知りました。
ブラックをかき消すために
2021/04/26 14:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
がんじがらめに生徒を縛り付ける、校則の理不尽さに憤りが湧いてきます。「三尺下がって師の影を踏まず」式の教育を、今なお引きずっているのかもしれません。