紙の本
新しいフォーマットの娯楽時代劇
2019/12/29 08:45
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡単に読めて、暇つぶしに手軽。ただ、もう少し人情やら、謎なり、物語に奥行きがあると、より面白いかも。シリーズ化されてるので、今後どう展開されるか?
紙の本
江戸情緒が感じられず、残念でした。
2018/10/03 16:14
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代に妻のほうが元気がいいお話があってもよいと思い、購入しました。
しかし、時代考証をどれくらい丁寧にしたのだろうか怪しくなるような作品で、なんとも興ざめしてしまいました。
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初の神楽坂淳先生
設定だおれかと思ったが、だんだんと周囲に『仲間』ができて、女ネットワークを駆使して事件を解決していきそう
最近は「この世界のかたすみで=ぼんやり」みたいな人柄が好きだ
甘ちゃん同心も好物になりそうです
(ブクログやまさんの本棚を参考に借りました)
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「金四郎の妻ですが」が面白かったので、こちらのシリーズも手に取ってみた。
さらっと読める時代小説。ぼんくらの旦那さんとしっかり者の奥さんのコンビが良い感じ。続刊も楽しみ。
この方の描く食事はいつも美味しそうで、作中の食事を実際に食べて見たいと思ってしまう。江戸時代の文化も知らないことばかりで、興味深い。
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時代物ほんわかミステリー。
優しくていい旦那さまだけど、「ぼんくら」と言われている同心の妻・沙耶が、旦那さまにかわって推理する、という1話完結短編集。
犯罪者も出てくるわけだけど、なんとなくほんわかした雰囲気で、江戸の町の様子も楽しめる小説でした。うん、これはドラマにしたら楽しそう。すぐにでもドラマ化されるんじゃないだろうか。ドラマ化するなら配役は?なんて考えながら読んじゃいました。
すでに、何冊も出ているんですね。でも、最初の本が出たのが去年の夏。凄いハイペースで出版されているんですね〜。
1つ要望があるとすれば、1冊に2話収録だとちょっと分量が少ないかなー。せめて3話収録してほしかった。
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南町奉行所の風烈廻方同心・紅藤月也はどうにも「ぼんくら」。たびたび小者(付き人)にさえ愛想をつかされて逃げられる始末。
そんな月也を呆れつつも支えるしっかりものの妻・沙耶と、今日も夫婦ふたり、気の良い町人たちの協力を得て卑劣な盗人どもを追いつめる。
ほのぼの若夫婦の捕物帖。
月也は甘えん坊で裏を読むのも苦手なお人好し。でも、そんな頼りない彼をたくさんの人が支えてくれている。
「紅藤の旦那はぼんくらなんじゃない。甘ちゃんなんです。やればできる人なんですよ」って。
“きりっとした男はそのひとなりの仕事ができるだろう。だが、そのひとの才覚分しか仕事はできない。
だが、頼りなさすぎて支えてもらう男は、支えてくれる人の数だけ仕事ができる。”
本人が仕事を完璧にできなくても良いんだな。頼りなくたっていいじゃない。支えてもらったらいいじゃない。そういうことなんだな。
仕事を肩肘張ってがんばりすぎる人にぜひ読んでほしい、肩の力がきっと抜けるから。
捕物の合間に、江戸庶民の暮らしぶりが見える。ファッションや食べ物、娯楽など、こまごまとしたエピソードも楽しく興味深い。
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読み終わってみれば、軽さがいい時代小説でした。
最前まで佐伯泰英さんの居眠り磐音シリーズを読んでいたため、最初の数ページは違和感を禁じ得ませんでしたが、ぼんくらと呼ばれてしまう器の大きな月也と、それを支える沙耶の有能さがいい案配で、夢中になって読み終わりました。
続刊が出ていますね。
続きも読みます!
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とにかく旦那が可愛い!これにつきます笑
優しい旦那としっかり者の奥様で、
夫婦で今で言う警察みたいなお仕事を頑張る物語。
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読みやすく良かった!
ちょっと沙耶が出来すぎな気もするけど、わかりやすく、知らない事を話の流れを消す事なく、小出しにしてるのが良い。
今までの時代小説とはちょっと違っていて良い。
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お人好しの旦那さんと、しっかり者で美人の奥さん。
旦那さんは妻の沙耶のことが大好きで一人の人間として尊重するし、沙耶は旦那のことが大好きでヤキモチやくし、見ていてクスッと笑ってしまう、いいコンビ。
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元年8月20日読了。
内容は、あんまり好みじゃぁなかったけれど、暇つぶしにはなった。
時代考証は、きちんとしているようなので、勉強になった。
シリーズ物らしいけど、続きを読もうか、悩み中。
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ラノベ風時代小説?ちょっと軽すぎたかな。
夫婦の言葉遣いが、こんな言い方する?と思うところ多々あり、捕物帳にしても犯人偶然に見つかりすぎ、勘に頼りすぎで、そんなわけあるかーいとツッコミたくなる(笑)
江戸の風俗についての描写は時代考証しているようで、現代とあまり変わらないところもおもしろい。
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初めて読む作者 神楽坂淳氏の作品である。
かかあ天下のような、内容なのかと、思っていたのだが、相思相愛の月也と沙耶。
旦那の月也は、風烈廻方同心を拝命している。
「ぼんくら」と、言われつつ、小者たちが、やめて行くのだが、、、、
「ぼんくら」という言葉が、適切でないような、優しさあふれる人物になっている。
そして、少しでも、夫を支えたいと、願う沙耶が、小者が、居ないのなら、自分がなれば・・・と、
そして、その考えは、見事に、情報収集で、夫が、手柄を立ててくれるようになっていく。
しかし、言い方ひとつで、感じ方が違うと思う。
のんびり・おっとり―――のろま・気が利かない
世話焼き―――お節介焼き
情報通――――宣伝マン
ふっくらさん―――デブ
綺麗好き―――神経質
私の近辺では、傷つく言葉を言う人はいないけど、言われて 心が折れる人もいる。
ちょっとした一言で、傷つくこともある。
ここで「ぼんくら」「甘ちゃん」と、言われていても、月也自身が、気にしていない事が、一番いいと、思う。
沙耶の人柄の良さから、これからの情報取集によって、旦那様の活躍できる部分を次回 期待したい。
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漫画原作者さんが書いてるっぽい話だな~と。時代小説というより、若者向けにドラマ化とか念頭に置いたような話だよなとは思う。結構好きなので続刊も読みたい。
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司馬遼太郎の功名が辻を思い出す。ぼんくら夫を良妻が支える。とても面白く早く続編を読みたくなる。仲睦まじい夫婦で心が晴れるが,慢心した夫がすべてを壊す功名が辻のような結末にならないことを願う。
あらすじ(背表紙より)
はっきり言って月也は「ぼんくら」である。月也とは沙耶の旦那で、風烈廻方同心を拝命している。のほほんとした性格から盗人を取り逃がすことが多く、小者(付き人)たちは愛想を尽かして次々と辞めていった。次の小者を誰にするか。考えあぐねていた沙耶が思いついたのは、なんと「自分」だった。―新感覚時代小説。