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スノーデン 監視大国 日本を語る(集英社新書)

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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日:2018/08/17
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社新書
  • ISBN:978-4-08-721045-3
一般書

電子書籍

スノーデン 監視大国 日本を語る

著者 エドワード・スノーデン,国谷裕子,ジョセフ・ケナタッチ,スティーブン・シャピロ,井桁大介,出口かおり,監修:自由人権協会

国谷裕子「アメリカはマルウェアを作動させて日本のインフラを大混乱に陥れることができるというのは本当のことでしょうか」/スノーデン「答えはもちろんイエスです」。2013年の...

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スノーデン 監視大国 日本を語る

778 (税込)

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スノーデン監視大国日本を語る (集英社新書)

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商品説明

国谷裕子「アメリカはマルウェアを作動させて日本のインフラを大混乱に陥れることができるというのは本当のことでしょうか」/スノーデン「答えはもちろんイエスです」。2013年のリークで世界を震撼させた元アメリカ情報局員のスノーデン。そして2017年、日本関連の秘密文書が新たに暴露され、そこには大量監視システムXKEYSCOREがアメリカ政府から日本政府に譲渡されていることが記されていた。安全のためと称し増大する一方の国家による監視活動に対して、市民によるコントロールをどのように及ぼしていくべきか。スノーデンと日米の識者、プライバシー権に関する国連特別報告者が対策とヴィジョンを語る。 【目次】刊行にあたって エドワード・スノーデンのメッセージ/第一章 米国国家安全保障局による大量監視の実態と日本 エドワード・スノーデン、国谷裕子/第二章 9・11以降の監視強化の動きとACLUの戦い スティーブン・シャピロ/第三章 日本の監視の現状 出口かおり/第四章 大量監視とプライバシー保護のための仕組み ジョセフ・ケナタッチ/第五章 デジタル時代の監視とプライバシー ジョセフ・ケナタッチ、スティーブン・シャピロ、井桁大介、出口かおり/あとがき 浮かび上がった情報格差の深い溝 国谷裕子/付録1 スノーデン氏のメッセージ原文/付録2 ジョセフ・ケナタッチ氏の監視システムに対する保護措置に関するスライド資料

目次

  • 刊行にあたって エドワード・スノーデンのメッセージ/第一章 米国国家安全保障局による大量監視の実態と日本 エドワード・スノーデン、国谷裕子/第二章 9・11以降の監視強化の動きとACLUの戦い スティーブン・シャピロ/第三章 日本の監視の現状 出口かおり/第四章 大量監視とプライバシー保護のための仕組み ジョセフ・ケナタッチ/第五章 デジタル時代の監視とプライバシー ジョセフ・ケナタッチ、スティーブン・シャピロ、井桁大介、出口かおり/あとがき 浮かび上がった情報格差の深い溝 国谷裕子/付録1 スノーデン氏のメッセージ原文/付録2 ジョセフ・ケナタッチ氏の監視システムに対する保護措置に関するスライド資料

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評価内訳

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紙の本

スノーデンの告発以来、ただスマホを持っていることを怖がっていた私だが、ちょっと展望が開ける話が聞けて良かった

2018/09/15 12:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルが「スノーデン」に偏っているな。
これまでスノーデンが告発してきたことから、なにか新しいことが語られると期待して本書を購入することはお勧めしない。

本書は、2017年10月に自由人権協会が70周年を記念して行ったシンポジウム「デジタル時代の監視とプライバシー-市民によるコントロールのために」を記録したものだ。
冒頭スノーデンは政府の監視システム施策を可視化するために政府が恐れる強力な組織と、政府の監視を破る技術の進歩の必要性を説く。スノーデンは語る「今日安全なシステムがないからと言って、将来実現しないわけではない」と。現在スノーデンは、政治に関わることなく、エンジニアとして安全性の高い通信環境の開発を実現するために力を注いでいるという。

さて、こうした現実を受けてシンポが進む。
デジタル時代のプライバシーの保護のために、今、何をなすべきか。
アメリカの世論調査では、安全と自由を引き換えにしても良いと答えるという。シンポジストの一人スチーブン・シャピロは、「安全と引き換えに差し出すものは他者の自由である」と指摘する。
プライバシーとは何か。ジョセフ・ケナタッチは「妨げられることなく自由に人格を発達させる権利」であると指摘する。人格を発達させる権利は3つありプライバシーはその一つ。他の2つは情報にアクセスする権利、情報を発信する自由だ。この3つが十分に保障されて初めて人格は自由に発達させることが出来ると説く。人格発達の権利は、あらゆる基本的人権の根幹。ケナタッチは、日本国憲法13条の幸福追求権と人格発達権を結びつけて議論することの必要性を指摘する。
また、ケナタッチは、大量監視はアメリカに限られたものではなく、国連安全保障理事国の5大国がアメリカと同じような技術を用いて大量監視を行っている可能性に言及する。さらにフェイクニュースにも注意が必要だと。
プライバシー保護が国境を越える問題となる中、監視システムに対する国際的な規制保護措置を法制化する必要性とそれを独立機関によって承認されるシステムの構築が必要だろうと提起する。監視手法の限定・どのような監視が許されるのか、透明性や情報公開も併せ持つものだ。ケナタッチは、化学兵器の使用禁止を例にとり、大量監視の市民コントロールも国際法のあらゆる分野の手段を組み合わせて監督と認可のメカニズムを補強することが求められていると指摘。

スノーデンの告発以来、ただスマホを持っていることを怖がっていた私だが、ちょっと展望が開ける話が聞けて良かった。

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