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カントの「悪」論
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カントの「悪」論 (講談社学術文庫)
目次
- 第一章 自然本性としての自己愛
- 第二章 道徳法則と「誠実性の原理」
- 第三章 自由による因果性
- 第四章 悪への自由・悪からの自由
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紙の本
カントが洞察した人間の善と悪の深層構造を探ります!
2019/01/26 13:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、カントが洞察した人間の善と悪の深層構造を考察した作品です。カントの倫理学には悪はどのように描かれているのかということは、多くの研究者がもつ大きな興味です。しかし、カントの倫理学には徹底した誠実性の原理で一貫しており、人間が追求する快と幸福があり、その中心に自己愛があると説いているだけです。すなわち、幸福の原理を説いていると言えるのです。では、カントは人間がもつ悪をどのように捉えていたのでしょうか。幸福の追求から分かる悪についての彼の考えを読み取っていく一冊です。