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スペイン美術史入門 積層する美と歴史の物語
先史時代のアルタミラ洞窟壁画から、ローマ時代、イスラームとレコンキスタの時代、絶対王政の時代を経て、ナポレオン支配とスペイン内戦、そして≪ゲルニカ≫の帰還まで。スペインと...
スペイン美術史入門 積層する美と歴史の物語
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スペイン美術史入門 積層する美と歴史の物語 (NHKブックス)
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商品説明
先史時代のアルタミラ洞窟壁画から、ローマ時代、イスラームとレコンキスタの時代、絶対王政の時代を経て、ナポレオン支配とスペイン内戦、そして≪ゲルニカ≫の帰還まで。スペインという国の歴史をたどりつつ、時代時代の美術の特質を浮き彫りにする。「天才」に代弁させることで事足れりとしてきたスペイン美術史を書き換え、スペインらしさの源泉を探る。(一部カラーあり)
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紙の本
先史時代から現代までスペイン美術を概観
2019/01/14 15:37
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投稿者:おくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
アルタミラ洞窟の壁画からソフィア王妃芸術センターの開館まで、スペイン美術の長大な歴史を概説しています。また、スペインの影響下におかれたラテンアメリカの美術、特に建築物についても最初の方で触れています。
私は特にメスキータやアルハンブラ宮殿などイスラム統治時代の建築や美術に興味がありましたので、その主な特徴などについて理解が深まりました。ベラスケスやエルグレコなど黄金時代の美術についてはそれぞれの画家に関する書籍も多くありますが、それ以前の時代の美術に関する解説書は少ないので貴重です。本署には白黒ではありますが図版も多く掲載されており、章が細かく分かれていますので、少しずつ、飽きずに読み通すことができました。
欲を言えば、特に現代美術の章では芸術家の名前がたくさん出てきますので、巻末に索引を付けてもらいたかったですし(参考文献が6ページにわたって記載されていますが、専門家以外には不要です)、またバスク独自の美術(本書にはまったく出てきません)についても触れてほしかったです。