読割 50
電子書籍
鯨分限(くじらぶげん)
著者 伊東潤
幕末から明治へ――。捕鯨集団「太地鯨組」の若き棟梁・太地覚吾を、激変する時代の荒波が襲う。外国船の乱獲による鯨の不漁、南海地震による大津波、村を救うため画策した蝦夷地での...
鯨分限(くじらぶげん)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
鯨分限 (光文社文庫 光文社時代小説文庫)
商品説明
幕末から明治へ――。捕鯨集団「太地鯨組」の若き棟梁・太地覚吾を、激変する時代の荒波が襲う。外国船の乱獲による鯨の不漁、南海地震による大津波、村を救うため画策した蝦夷地での操業も頓挫する。そして、巨鯨を追うあまりに引き起こされた海難事故「大背美流れ」では、100名以上の生命が奪われる。時代に抗い、度重なる苦境に、何度も立ち向かい続けた男の物語。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
時代の変革期に度重なる困難に立ち向かった不屈の男の物語
2019/02/09 16:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
幕末、紀州太地の鯨組の若き棟梁、太地覚吾を襲ったのは、外国船の鯨乱獲による不漁、大地震津波、幕末の混乱による新事業の頓挫…そして、巨鯨を追ったばかりに起こった海難事故。
これでもか、というほどの困難ばかりに襲われるもその都度立ち上がる覚吾の姿は、まさに「好漢」。不屈の闘志がひしひしと伝わってくる好作品である。