- 販売開始日: 2018/10/11
- 出版社: 東京創元社
- ISBN:978-4-488-02789-6
白の王
著者 廣嶋玲子
廃墟の塔が林立する“塔の森”。孤児たちは、塔に棲む魔鳥が盗んできた物を集めて暮らしていた。あるとき彼らのもとに、魔鳥に盗まれた宝石を取り戻してほしいという男タスランがやっ...
白の王
商品説明
廃墟の塔が林立する“塔の森”。孤児たちは、塔に棲む魔鳥が盗んできた物を集めて暮らしていた。あるとき彼らのもとに、魔鳥に盗まれた宝石を取り戻してほしいという男タスランがやってくる。孤児のひとりアイシャが宝石を見つけたものの魔鳥に襲われ塔から墜落、気がついた時には宝石は彼女の胸にはまっていた。宝石をえぐり取ることもできず、アイシャはタスランに連れられて旅に出ることに……。『青の王』の世界を舞台にした、好評シリーズ第2弾!
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面白かった
2024/05/01 12:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
塔の森の「灰の雛」の1人、少女アイシャはウーグラの巣から物を獲る事で生活していたが、異相の男の「緑の石を探して欲しい」という依頼で森を出ることになり…。
「赤の王」を先に読んだのですが、やはり順番通りに読んだほうが楽しめると思いました。
「赤の王」にはタスラン、アイシャ、イルミンが出てきますし、悪役も「白の王」の登場人物を引き継いでいます。
また「白の王」には前作「青の王」の主人公のハルーンやアバンザの名前が出てくるので、やはり青→白→赤と読むのがお勧めです。
ハルーンがどうなったのかと思っていたので、思い出話とは言え名前が出てきて嬉しかったです。
できれば外伝で船長になったハルーンの話も読みたいです。
口コミで「青の王」よりエグい場面が多いと聞いていましたが、確かにちょっときつい描写があります(以下一部を書くので閲覧注意)。
アイシャが囚われて運ばれる際にトイレもないので汚物まみれになるくだりとか。タスランにナナイアが子どもを作りましょうと迫る場面とか。
あとサルジーンの腐りかけた腕を治すシーンとか。
結構食事中は閲覧注意かなと思います。
ただ、茶々入れ役としてわがままなイルミンがいたので、その分「赤の王」よりは明るめのお話になっている気がします。
また赤の王のタスランのくだりを読んでみたくなりました。
青から白へ
2020/07/14 17:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ハルーンに育てられた孤児たちが、物語を引き継いでいきます。永遠に生きる魔族たちに、限られた人生をかけて挑んでいく姿が感動的です。