(概要)
「なぜ資格をとるのか?」SEの仕事には資格は必須ではありませんし、資格をもたない優秀なSEも数多くいます。しかし、資格には取るに値する「力」が、「価値」があるのです。
本書では、仕事でくすぶり続けていた著者が「資格の肩書がほしい!」と奮起し、次々とIT資格を取得し実力を付けていった経験から「資格の意義」を語ります。そして、連戦連勝の勉強法や合格のコツもあますところなく伝授します。
成功と失敗の両方の経験を生かし、試験セミナーも数多く開催している著者ならではの実感のこもった合格への実践術とともに、資格取得を通してスキルアップを図ることの大事さも伝えます。
(こんな方におすすめ)
・情報処理技術者試験に挑戦するSEや志望者
・IT資格の肩書がほしい人
・試験に合格できる勉強法やコツを知りたい人
(目次)
プロローグ 筆者のSEの仕事と資格について
合格者アンケート(1) 受験の動機は何ですか?第1章 IT資格とSEの成長
1.IT業界は、最も資格が多い業界2.どんなIT資格があるのか ―― (1)国家資格3.どんなIT資格があるのか ―― (2)ベンダー資格4.受ける試験の選び方合格者アンケート(2) 合格できた理由は何だと思いますか?第2章 資格の意義
1.資格取得の意義を理解しよう2.資格は水戸黄門の印籠3.資格はおいしい肩書き4.スキルアップしていい仕事をする5.心の豊かさを得ていきいき働く6.資格の勉強は、目標とその達成基準が明確7.仕事を任せるときの基準の一つになる8.資格で給料は増えるのか9.なぜ資格を取るのかを再確認すべき合格者アンケート(3) 資格を取って一番得るものは何ですか?第3章 合格のコツ
1.初めに、合格のコツを探す2.資格試験は「情報戦」の一面を持つ3.「受かる資格」を選ぶことこそが合格のコツ4.簡単な資格から合格を積み上げる5.大事なのは技術や経験ではない。その試験にあった勉強をすること6.プロに教わることの大切さ7.業務と調和する8.素直になる9.泥臭いようだが、地道な勉強も欠かせない10.大事なのは基礎合格者アンケート(4) これはやってはいけないという勉強のやり方は?第4章 勉強法
1.IT資格の勉強方法2.テキストで基礎を理解する3.上っ面ではなく、深く掘り下げて勉強する4.勉強時間は量だけでなく、質と位置も大事5.通信教育は受けるべきか6.資格に応じた勉強をする7.情報処理技術者試験では、同じ過去問を3回繰り返して解く8.ベンダー試験の特徴9.ベンダー試験の勉強法 その110.ベンダー試験の勉強法 その211.勉強方法は、最後は自分で考える合格者アンケート(5) 模試を受けましたか?第5章 合格のための考え方
1.合格している人もたいしたことはない2.楽=「楽をする」「楽しむ」勉強について3.絶対に受かるという強い気持ちが合否を左右する4.合格への勉強に徹する5.勉強時間を無理して増やすのではなく、工夫することを考える6.合格の感動はかけがえのないもの7.チャンスは1回8.疲れたら休む9.学ぶことは、夢への一歩合格者アンケート(6) モチベーションを上げたり維持するために工夫したことは何ですか?第6章 答案の書き方
1.情報処理技術者試験では、答案の書き方が合否を左右する2.解答は、出題者が考えた一つのみ3.出題者と対話する4.本試験での問題文の読み方5.設問の解き方6.解けない問題にぶつかったとき7.答案の書き方8.論文試験は難しい試験ではない合格者アンケート(7) 最後に一言お願いします第7章 IT資格に関するアンケート
Q1 あなたが持っているITの国家資格を教えてください。Q2 あなたが持っている公的IT資格やベンダー資格を教えてください。Q3 一番欲しいIT資格は何ですか?Q4 SEにとって、IT資格は必要だと思いますか?Q5 IT資格を持っていることと、仕事ができることに、相関関係はありますか?Q6 IT資格の試験勉強していることを会社の人に言いますか?Q7 IT資格取得で会社から報奨金が出ますか?Q8 社員の資格取得に対する、会社からの支援を教えてください。Q9 昇進の際、IT資格取得が条件の一つになっていますか?Q10 IT資格を取る上での悩みは何ですか?Q11 技術力を高めるために効果的だと思う方法で、実際に実践した方法を教えてください。