沖縄報道 ──日本のジャーナリズムの現在
著者 山田健太
2016年に名護市で起きたオスプレイ機事故を報じた新聞各紙の見出しは、「不時着」「大破」「墜落」とそれぞれニュアンスが異なる言葉を使用していた。ここには、各紙の「沖縄か本...
沖縄報道 ──日本のジャーナリズムの現在
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商品説明
2016年に名護市で起きたオスプレイ機事故を報じた新聞各紙の見出しは、「不時着」「大破」「墜落」とそれぞれニュアンスが異なる言葉を使用していた。ここには、各紙の「沖縄か本土か」「政府寄りか沖縄寄りか」という立場の違いが反映されている。このような沖縄と本土の意識差は近年、「溝」「対立」から「分断」へと深刻化している。本書では、沖縄現代史と今日の沖縄が抱える問題を踏まえた上で、このような状況を招いたメディアの現状と、それを生み出す構造を解き明かす。
目次
- 序章 忖度/第一章 地図/第二章 歴史/第三章 分断/第四章 偏見/第五章 偏向/終章 権力
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いまのジャーナリズムの姿について考える
2019/04/12 23:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『沖縄報道』は、沖縄を語る本、というよりは、表現の自由とマスコミの報道について語っている本です。
沖縄の問題を考えることが民主主義を考えることになるのと同様、沖縄報道について考えることは、いまのジャーナリズムの姿について考えることになるのだと、強く思いました。
筆者は大学の教員だということで、こういう問題を若者がしっかり考えていってくれるとしたら、頼もしいことだと思います。
考えが変わるかも
2019/01/28 08:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:弥生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄での反対運動に対して、最近は少し否定的な見解を持っていたが、この本を読んで、気づかされたことがいくつかあった。
沖縄での報道と本土での報道とを比較しながら、記述されていてイメージしやすい