- 販売開始日: 2018/10/26
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900928-0
監禁生活十日目
「犯罪者の心理を熟知した学者なんて、サイコパスと紙一重だろ!?」義父の暴力を逃れ家出し、年齢詐称してクラブで働く18歳の実洋(みひろ)。ある日、店の客で犯罪プロファイラー...
監禁生活十日目
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商品説明
「犯罪者の心理を熟知した学者なんて、サイコパスと紙一重だろ!?」義父の暴力を逃れ家出し、年齢詐称してクラブで働く18歳の実洋(みひろ)。ある日、店の客で犯罪プロファイラー高井戸清吾(たかいどせいご)にそれを看破され、突然拉致された!? 「俺に気に入られたのがお前の不運だ、諦めろ」一方的に宣告され、いきなり鎖で繋がれた!! 絶対ここから逃げてやる――その日から、必死に逆らい続ける監禁生活が始まり!? ※口絵・イラスト収録あり
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面白かったです
2020/05/30 13:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
思ってた感じのお話ではなくいい意味で予想外でした。
sストーリーがしっかりあるし、犯人捕まえるために囮になって自分の足で帰って来てたのとかもある意味お互いがお互いに情ができたんかなーとか
「サイコパスって感染するのよ」
2021/09/02 06:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
やっぱりタイトルで予想していましたが、
出だしは理不尽というか不条理です。
とはいえ、作者比ではそう肉体的には痛いわけではないです。
ただ、今回は共犯者の緒方が警察官なので・・・
あんまりなな感じですけど。
(というかこの作品で一番壊れていたのは緒方だと思います)
もう一人出てくる美也子も若干不思議ちゃん。
そして極めつけは「レインマン」きっちりしたサイコパスの犯罪者である。
とはいえ、実洋が強かに生き延びる。
自分を失わずに。
酷い生育環境から逃げ出してはいたが、
心はそうはいかない。
身体は清吾に監禁され
心は逃げてきた両親(母と義父)に縛られている。
実洋はそれでもしっかり前向きに立ち続ける
だから、心が解放されると
他のものを受け入れる余地もある。
周囲も良く見えている。
清吾の欠けた心もである。
実洋が出て行った後に戻ってくるまで玄関で待っているのを
読んだ時はどちらがどちらを監禁していたんだろうって感じになります。
(清吾も痛々しい実洋の状況を最初から見てとっていたし、
救いたいとも思っていた・・・
とはいえやり方の理不尽さを許して良いわけではない!)
タイトルの10日目で解放されたのは
実洋の心だったわけね・・・。
で解放された実洋はそもそものしなやかさとか強さが際立つ
解放される前から強かったですけど。
結局心と体を解放された実洋が一番強い存在でした。
しかも最後の自分の将来に対する選択も強かです。
がんばれって思わず言いたくなるし、
結局掴まったのは清吾なんだろうなぁって思った次第です。
そして改めて考えたら実洋を監禁したはやっぱり犯罪かと。
しかも10代だよ・・・かなり重い犯罪だよねーって
最後につぶやいて読み終わりました。
☆3.5評価の4です。