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緊縛の檻
母親のために高級娼館に身を売ったマリオン。彼女を買ったのは、美貌の若手実業家アレクサンダーだった。決してマリオンを抱かないと告げる彼との微妙な関係は、緊縛ショーに招かれた...
緊縛の檻
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緊縛の檻 (ソーニャ文庫)
商品説明
母親のために高級娼館に身を売ったマリオン。
彼女を買ったのは、美貌の若手実業家アレクサンダーだった。
決してマリオンを抱かないと告げる彼との微妙な関係は、
緊縛ショーに招かれたことで大きく変わっていく。
アレクサンダーは過去の悲劇が心の傷となり、
女を縛らないと抱けなくなっていたのだ。
マリオンに激しく欲情しながらも、
愛する人を縛る罪悪感に苛まれるアレクサンダー。
マリオンは縛めの快楽に溺れながらも深い愛で彼を包もうとするが……。
愛を恐れる大富豪×愛で包みたい没落令嬢、二人を結ぶ禁断の情火
目次
- プロローグ 出逢う
- 第一幕 戸惑う
- 第二幕 焦がれる
- 第三幕 心揺れる
- 第四幕 縛る
- 第五幕 結ばれる
- 第六幕 夢をたゆたう
- 第七幕 囚われる
- 第八幕 解き放たれる
- エピローグ 愛を誓う
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全編に渡ってエロティックな物語!
2018/11/13 10:42
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブロンデール - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は泉野先生の前2作品の大ファンで、今作品も楽しみにしていました。
タイトルのように『縛る』行為がテーマで、最初から最後まで官能的な魅力に溢れていました。
それは行為に及んでいないシーンでも…文章の隅々までエロティック。
エロを求める大人の女性が、夜にこっそり読むのにぴったりだと思います♪
縛る行為に至る心情はまさにソーニャがテーマとする『歪んだ愛』を表現していて、ソーニャファンも楽しめる内容だと思います。
ヒーローの歪みを、ヒロインが包みこむ事でようやくヒーローは自身を受け入れて更にヒロインを包み込んでいく。
最後はハッピーエンドです。ソーニャファンでない方にも受け入れやすいのでは。
ここからは批判的な意見ですが…
縛る行為については、描写が私は物足りなかったです。
先生の前作『烈火の騎士と最果ての恋人2』で縛る行為がありましたが、それにちょっと+α…な感じでしょうか。
以前、他のTL作家さんで緊縛を書いた作品を読んだのですが、それに比べたらやっぱり物足りない。
ですがこの物語はどちらかと言うと『縛る行為に至る心情、その葛藤と昇華』を書きたかったのかもしれないので、緊縛プレイを楽しみたい…という方向けではないのかも。
もうひとつ。
物語前半は、いつもの先生が書く文章と雰囲気が違うように感じられて私は読みにくかったです。
でも中盤以降はいつもの先生の雰囲気になっていてスラスラ読めました。…私の気のせいかもしれませんが。