- 販売開始日: 2018/11/08
- 出版社: 朝日出版社
- ISBN:978-4-255-01087-8
夏井いつきのおウチde俳句
著者 夏井 いつき
なにげない日常の中に「俳句のタネ」を見つけるワザと、誰でも簡単に俳句がつくれる秘訣をやさしく教えます。バラエティ番組『プレバト!!』(MBS / TBS系)の俳句コーナー...
夏井いつきのおウチde俳句
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商品説明
なにげない日常の中に「俳句のタネ」を見つけるワザと、誰でも簡単に
俳句がつくれる秘訣をやさしく教えます。
バラエティ番組『プレバト!!』(MBS / TBS系)の俳句コーナーで大人気の俳人 夏井いつきが、
家の中のモノを題材に俳句の作り方を教える初心者向けの本。
リビングや台所、寝室などの場所ごとに、「食材」「日用品」「家事」「家族」「眠れぬ夜」など、俳句のタネを探すコツを伝授。
一般の方から募集した俳句を例に、初心者にありがちなクセや凡人によくある発想などを徹底解説。
「壁に飾られているモノは?」「台所にある食材は?どんな味?食感?」など、穴埋め感覚で楽しい、書き込みドリル付で簡単につくれる。
ポイントは五感を活用しながら、想像力を膨らませること。
家の中にだって俳句のタネはたくさんある!
*本書は様々な事情を抱え、外へ出られない方々が
自由に俳句がつくれるようにとの思いを込めてつくられました。
第1回「おウチde俳句」大賞募集(11月8日~) 記念出版!
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かつて「台所俳句」と呼ばれた時代もありました
2019/03/22 07:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
俳句の世界で「吟行」という言葉をよく耳にする。
辞書で調べると「和歌や俳句の題材を求めて、名所・旧跡などに出かけること」とある。しかし、「吟行」の本来の意味は「季語の現場に立つこと」で、「出かける」ことだけが俳句の実作につながるわけではない。
この本は今人気の俳人夏井いつきが「家の中にだって俳句のタネはたくさんある!」ことを実証するために書かれた俳句入門書である。
リビングや台所、あるいはトイレに至るまで「おウチ」の中のそれぞれの場所で詠まれた投稿句を例句にして俳句を詠むヒントが書かれている。
俳人高浜虚子は「台所俳句」を奨励したことがある。そこから出てきたのが、杉田久女らで、彼女たちは女性の視点から日常生活を見、詠み、人気を集める。
久女の人生は松本清張の短編「菊枕」などにも描かれるほどの熱を帯びたものであったが、もともとのところは「台所俳句」にあったということを忘れてはならない。
そんな久女が投稿し注目を集めることになった作品は「冬の朝道々こぼす手桶の水」である。
大正六年の作品だから、当時の主婦たちの苦労がにじみ出ている。
こういう光景を見ることは少なくなったが、久女が詠んだ句のように「おウチ」の中であっても「季語の現場」に事欠かない。
要は、普段見なれたものであっても、それをどう見、どう感じるかだろう。
それにしても、この本で例句として掲載されている俳句の上手なことといったらどうだろう。
そんな名句を読むだけでも参考になる一冊だ。
吟行に行けなくても俳句は作れる!
2019/01/25 06:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルプママ@比らり - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が家を空けることを嫌う夫が居るので、よほどの理由がなければ家を出ることが出来ず、たくさん吟行に行きたいのだけれど思うようにはできないのです。
そんな中、この本は家の中でも俳句が作れる気分にさせていただけます!
おまけに投句すれば載せてもらえるというラッキーなことも期待できて!やる気をそそられる(笑)
これは……
2021/02/23 20:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
俳句というもののイメージを根本的に変えてくれます。俳句って、どこかへ景色を見に行ったりしないと出来ないと思っていました。でも、これを読めば、家のなかに、俳句の材料がたくさんあることに気がつきました