ニャン氏の童心
著者 松尾由美
田宮宴は中堅出版社の女性編集者。新人ではないものの、編集長や同僚、さらには担当作家の代理でお使いをさせられてばかりの日々だ。こんな仕事ぶりでいいのか、と自問自答するある日...
ニャン氏の童心
商品説明
田宮宴は中堅出版社の女性編集者。新人ではないものの、編集長や同僚、さらには担当作家の代理でお使いをさせられてばかりの日々だ。こんな仕事ぶりでいいのか、と自問自答するある日、偶然に迷い込んだ袋小路で、人が煙のように消えてしまった?! ――後日、宴は担当する童話作家のミーミ・ニャン吉先生の事務所で、秘書の丸山との打ち合わせの合間に、その不思議な出来事を話すことに。すると、タキシードを着たような黒地に白の賢そうな猫をかたわらに、丸山が意外な解釈を語り始めて……。愛すべきニャン氏の事件簿パート2、出来だニャ。
目次
- 袋小路の猫探偵
- 偽りのアプローチ
- 幸運の星の下に
- 金栗庵の悲劇
- 猫探偵と土手の桜
- ニャン氏のクリスマス
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今回のワトソン役は女性
2023/05/13 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回のワトソン役は宴という名の女性編集者です。
変わった名前だと思うのですが、最近ではさほど珍しくもないのでしょうか。
前巻の主人公はニャン氏が猫でありながら実業家で、推理もできるということをあっさり受け入れていましたが、今回はただの猫と思っていた期間が長かったからか抵抗がある描写でした。どちらかというとこの反応の方が自然だと思います。
前巻出てきたキャラクターも主人公以外は今回何人か出てきます。無神経にずけずけと聞く岡崎さんが面白くてちょっと好きです。
今回は推理はともかく、主人公がニャン氏に何故スカウトされるのかがよく分かりませんでした。
前巻の主人公は多少推理力もあり、ニャン氏の言葉も最後は理解できていたようなので分かるのですが、今回の主人公は特にそれらの描写も無かったので。
とまれ次巻「ニャン氏の憂鬱」も読んでみたいと思います。
事件
2019/02/28 13:51
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
編集者の田宮は袋小路で人が忽然と消える事件に遭遇。童話作家の事務所でその話をすると秘書のそばにいた猫がニャーと鳴き。