ノルウェイの森

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投稿者：マー君　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹さんの代表作ノルウェイの森
村上さんの小説は文体が優しく吸い込まれるように読み上げることができます。
タイトルはビートルズの曲と同じで、曲の雰囲気とほんの内容がはまっているように感じられます。

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投稿者：toto1Q69　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

わたしは長い間「電子書籍」否定派だったのだが、タブレット端末を手に入れてからはその快適さや利便性、機能性に惹かれ手放せなくなった。村上春樹の本作品は言わずと知れた大ベストセラーだが、1987年発売当初、大学生だったわたしは、上ずみの部分だけしかとらえられていなかったのだということに気づかされて大変新鮮だった。年を重ねることで理解できる叙述や比喩表現等が存在するのだと驚いた。特に本作は「喪失」が最大のテーマだと思うが、その深さはざらりとした感覚を伴って心に刺さった。様々なシーンで何度も読みたいと思う。

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投稿者：Todoslo　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

慌ただしく社会人生活を送る主人公が、ビートルズの懐かしの曲を聞くことで時間を遡っていくかのようです。2度と会うことのない大切な人への、静かなレクイエムが痛切でした。

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投稿者：ゆきき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

良い意味で「村上春樹」らしさに溢れた一冊。好き嫌いは分かれると思うが、村上春樹が一つの歴史を築いた理由がよくわかる。

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投稿者：R　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

これを初めて読んだのは小学生か中学生の頃だったように思う。
細かいストーリーは記憶の済に隅においやられてしまっているが、
いまでも印象的に覚えているシーンがある。

主人公がヒロインのいるサナトリウムを訪れ、
何がしか会話をしている。
主人公は何かをヒロインに問いかけ、ヒロインは
それに答えを言おうとする際の描写で、
深い沈黙を持ちながらゆっくりと丁寧に言葉を選んで
紡ぎ出そうとしている、と主人公がヒロインに対して感じている
シーンがなぜか非常に鮮明に記憶に残った。

おそらく本筋とはさほど関係性のない描写だったと思う。
でもこどものときの自分はとても感慨深く、
ゆっくりでもちゃんと言葉を伝えることの大事さを学んだ。
いまでもノルウェーの森のことを考えると
そのシーンが呼び起こされる。

サナトリウムという言葉が出てくるのだがそれも好きだ。
サナトリウム、という言葉がなぜだかとても好きだ。

本当はもっといろいろ大事なシーンがあるのだろうが、
その2つが妙に印象に残る。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

個性的と言えば個性的なんだけど……しかし、異常な性格と思えてしまって……、社会からは外れた人間ばかり登場で、いまいち、共感できなかった。他の村上春樹作品は共感できるのが多いのに、代表作の、ノルウェイの森、が自分には、合わない……