ほのぼのと読んでたけれど
2022/07/18 17:12
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投稿者:teao - この投稿者のレビュー一覧を見る
後半は少し重かった。
どちらを選んでもつらい選択肢の前に立たされたとき、自分を守る方を選ぶことは誰も責められない、と思った。どのみち、自分自身で責めることになる。
最後、ほっとした。
きょうだいの物語
2024/10/29 01:29
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投稿者:なお - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作が面白かったので、続編も読んでみたくなった。
今作でも、大切なものを無くした人たちが次々となくしもの係へ。
様々なきょうだいの物語が、こじれたり歩み寄ったりしながら紡がれて行き、最後には守保くんのもとにも、待ちわびていた大切なさがしもの(ひと)が…。
ペンギンは相変わらずマイペースに動き回り、人々を癒やしたり、混乱させたり。
前作に比べて出番が少ないのが物足りなかった。
ペンギン鉄道 続編
2023/06/01 23:45
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回もオムニバスで、なくしもの係の守保さんの背景がもう少し掘り下げられます。
海狭間駅に戻って来なくなったペンギン。ペンギンを探すモヒカン男をチラチラと物語の中に覗かせながら、色んな「きょうだい」を描いています。
この作者さんは「後悔」を胸に抱えた人をよく描いているような気がします。この本に出てくる何人かはそうでした。
前巻に出てきた「まひろ」や他の著作の人物も登場しています。作者さんは繋がりを持たせるのがお好きなのかも。
それにしても、よく考えたらペンギンには名前をつけて無かったんでしょうか。今更ですが気になりました。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
忘れものとペンギンのゆくへとが、絡み合って最終的には感動して、優しい気持ちになり、人にやさしくしたくなります。
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続編。相変わらずペンギンはかわいい。
でもなんか、1のほうが面白かった?とゆうか、1を読んだときとわたし自身が変わったから?
最後はほっこりした。
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いろいろな形の「きょうだい」が出てきます。
確かに、年の近い「きょうだい」とは、親子とは違う不思議な距離感がある。
あねとおとうと、あにといもうと、あねといもうと、そして…
この作品に出てくる、素敵なきょうだいたちは、みんな本物のきょうだいだと思います。
そして、そんな「きょうだい」たちの間に神出鬼没のモヒカン君が異彩を放っているわけですが、彼にも彼の物語があり…
窓から海を見ながら、電車に揺られて行きたくなります。
寒いホームで、ベンチに座ってレッグウォーマーに首を埋めながら、一日に何本もない電車を待っていたくなります。
大切ななくし物を待ちながら…
ん?
まず、何を失くしたのか考えなくては…
第一章 きらきらデイジー
戸籍とは関係なしに
第二章 僕の卒業遠足
クラスの王様にイジられ続ける兄と、男勝りの妹
第三章 UFOと幽霊
確かにあると思うけれど、自分の手には入らないと諦めることと…
今度こそ妹を救いたい気持ち
第四章 ワンダーマジック
モヒカンくん神出鬼没の謎が今!!
―――――――――――――
あの本屋さんらしき話題がチラッと!
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ペンギンが電車に乗ってたら和むわ~。本来、遺失物保管所ってなくしたものを引き取りにいって終わりだと思うが、ここは引き取りたくなければ預かってくれるという。しがらみのある物とかね。特に離婚届けをなくした話が良かった。
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ペンギンが乗車する列車、車両に出会えたら、あの頃の私なら追跡しちゃうだろうな…
ペンギンの行方から始まり探し物、落とし物を探し、人との出会いから繋がり、そして守保の、もう1つの探し物が見つかる
ホッと出来る物語でした。
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ペンギンがかわいい!
キラキラ設定の姉弟は、正反対の性格かと思えば…
小6と小4の兄妹の卒業旅行は水族館。
病院の先生は妹と患者を重ねて、つい入れ込んでしまい、
その病院で発見されたペンギンの素性が明らかに!
4つのストーリーがペンギン鉄道を中心に描かれていて、登場人物も少しづつ重なっていて、読んでいてふんわりあったかい気持ちになる1冊でした。
そこそこに登場するペンギンの描写のかわいさったらないです。
こんな鉄道があったらなぁ。いや、ペンギン飼えたらなぁ
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ペンギンが駅にいる訳や守保さんのプロフィールが明らかになる。短編集なんだけど、連作で、もう1回読み返しました。
ほっこりほのぼのは健在。
ペンギンはなんでも知っている
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今回も最終章でボロボロ泣きました。
電車で読まなくてよかった。
前回に引き続き、読み終わった後に気持ちがホッコリ。
今回も、それぞれ別のストーリーに見えて、みんな繋がってるのがよかったです。
前のシリーズ読み直してから、リターンズを読んだので、感動もひとしおでした。
また、続編出たらいいのにな。
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モヒカンがまさかの弟、そしてマジシャンという似合わなさ。
どの話も良かったですが、個人的には姉弟の話が良かった。最後もしっかりフラグ回収してくれてすっきりです。
ペンギンが乗ってる電車、ほんと乗りたいです。
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伏線回収がすごい。
第一章の姉弟の話で、これは恋愛に縺れ込むか?と想像してしまった自分が少し情けなくなった。
みんながみんな本心を自分の中で抱え込んでいて、人と関わる中で一歩踏み出そうと思える心の移ろい見事に描かれていたお話でした。
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「ペンギン鉄道 なくしもの係」の続編。前回同様4章から成り、色々な人が駅や電車でなくしものをする。
今回は守保の家族も出てきた。「あの時のあの人がこの人と繋がっていたのかー!」というような繋がりが面白い。
「誰かとかかわることって難しいし、面倒なことも多いですけど、でもまずはかかわらなければ、助けることも助けてもらうこともできないんじゃないでしょうか?」
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図書館本。
ペンギン鉄道シリーズ第二弾。
今回は様々な兄弟の忘れ物がテーマのお話。
前作と同様、4章からなる短編で、そのなかでも「わすれもの係」の守保さんの元へなかなか帰ってこないペンギン、そして何やらペンギンを追う怪しげなモヒカン男。
最後の章でまるっと伏線や謎、そして守保さんの過去も分かり、読み切った後にはじんわりと感動。
そして前回登場した人物や内容も出て来てほっこり。
私もペンギン鉄道乗ってみたいな。