今日もあの子が机にいない
著者 上原善広
1970-80年代、学校教育の現場で部落差別問題に対処する、同和教育と解放教育という二つの取り組みが行われた。そこで「救われた」著者が、それらを回顧しまた総括する。
今日もあの子が机にいない
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同和教育・解放教育とは一体何だったのかを回顧した書です!
2019/01/11 09:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国でも戦後から盛んにおこなわれてきた同和教育・解放教育を回顧した書です。こうした教育は部落差別に対して行われたものですが、闘うことで平和を勝ち取るという方針のもと、自らの出自をクラスで発表する「部落民宣言」などの活動を推進してきました。本書の著者もそれがゆえに家族崩壊という危機から救われたと言います。しかし、その後、同教育が急速に衰退している中で、今一度、こうした教育が何をもたらしたのかを回顧したのがこの一冊です。同和教育・解放教育を再考する上では非常に貴重な書と言えるでしょう。