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「発達障害」という個性
著者 大坪信之
もう問題児とは言わせない! 教育次第で発達障害児の未来は大きく変わる! 近年増加している「発達障害」の子どもたち。2007年から2017年の10年の間に、7.87倍にまで...
「発達障害」という個性
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「発達障害」という個性 AI時代に輝く−突出した才能をもつ子どもたち
商品説明
もう問題児とは言わせない!
教育次第で発達障害児の未来は大きく変わる!
近年増加している「発達障害」の子どもたち。
2007年から2017年の10年の間に、7.87倍にまで増加しています。
メディアによって身近な言葉になりつつも、まだ深く理解を得られたとは言い難く、彼らを取り巻く環境も改善したとは言い切れません。
そういった環境で成長した子どもたちは、
学校で「問題児」と扱われることも多く、不登校になったり、社会に出た時に生き辛さを感じてしまう場合もあります。
しかし、発達障害を公表している著名人が多く存在し、活躍しているのも事実です。
本書では、幼児期の教育に焦点を当て、「潜在能力を引き出す」「才能を伸ばす」ヒントをまとめています。
発達障害の子どもたちも、社会で活躍できる可能性を持っています。
自らも発達障害であるという著者が、「発達障害の可能性を多くの人に知ってもらいたい」と書き上げた一冊です。
目次
- 第1章 「発達障害」は「障害」ではない
- 第2章 「6歳まで」がポイント 発達障害児の未来を左右する幼児期の教育
- 第3章 発達障害児の潜在能力を引き出す 家庭での過ごし方
- 第4章 「訓練」ではない発達障害児教育を目指す 幼児教室の取り組み
- 第5章 もしも「発達障害」という言葉がなかったら―教育の新時代へ
- 補章 「発達障害」について知るべき5つの現実
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紙の本
家庭で実践できるアイディアがたくさん
2019/01/22 23:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本の虫子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子が発達障害と診断され、悩んでいたときにこの本を手にしました。
冒頭から、「私は、発達障害は個性であり、発達障害の子どもたちが世界を救うと本気で考えています。」というフレーズに衝撃を受けました。
今まで私が読んできた本では、発達障害は改善するべきものとして語られており、私も当然のようにそう考えてきました。
しかし、教育次第で発達障害の子どもの類まれな能力を引き出すことは可能であり、むしろ彼らはAI時代に輝く力を持っているという本書の内容に、発達障害の子を持つ親として励まされました。
著者の方が運営する幼児教室では、発達障害児のためのソーシャルスキルトレーニングがおこなわれています。素敵だと思ったのは、そのなかで「ま、いっか」という練習をさせるということです。
じゃんけんで先生がわざと負けて何度も「ま、いっか」と言うと、子どもも真似をするようになるというものです。
我が家の息子も、ゲームで負けたり間違いを指摘されたりすると、いじけて長い時間しゃべらなくなってしまうので困っていました。そこでこのトレーニングを試してみると、面白がって「ま、いっか」と言っていることに感動しました。そのほかにも、家庭で実践できるアイディアが多く掲載されていて感謝しています。
息子の良さを大切にできるような教育を与えてあげたいと思います。発達障害で悩むお父さん・お母さんにおすすめしたい一冊です。