読書欲を刺激される
2020/07/29 23:12
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投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の別著の「れもん、うむもん!」が気に入ったのでこちらも購入してみました。
とても面白かった。出てくる本は、私も読んできたものもあったし、未読のものは読みたくなった。作者のエッセイ?と混ざりながら本が出てくるところが自然で良い。
私たちみんな、はるなさんです。
2018/08/18 12:37
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
オビの山田詠美さんと辻村深月さんの言葉がすべてです。
hontoに集う人たちは、みんな、はるなさんですよね。
全国の中学生に配ればいいのに。
本が好きな子に勇気を与え、これから本を好きになる子のガイドブックになる本だと思います。
はるなさんに共感出来る
2020/09/19 22:46
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投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はるなさんの10代の頃の読書遍歴をメインにしたエッセイ漫画。世代が違っても中学、高校の頃に山田詠美や吉本ばななの本を自分も読んでいたのでそこから得た感覚みたいなものに凄く共感出来てしまった。読んだ事ない作品も紹介されていたので読んでみようかなと思えました。10代に感じていたような気がするモヤモヤとしたものを言語化されていて懐かしい気持ちにもなった。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
本が子供のころから大好きだったので、共感しかなかったです。本が好きな人は、必ず共感できる人生を歩んでる。
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家族団らんが、同じ部屋にいながらそれぞれが好きな本を読む、そんな家庭で大きくなった著者の読書遍歴の一部を紹介したエッセイコミック。
前半は、紹介することに恥ずかしさがあるからかぐだぐだしている(失礼)のですが、後半、ある人との出会いを語り初めてから筆が乗ってきました。
本当にかっこいいわ…
あとがきにもあるように、本は深く考える人の心の中をのぞき見る行為なのだなあ。
それに感銘を受けると、ちょっと自分が厚くなる…
たくさん本を読んできた檸檬さん。
まだまだ紹介し切れていないでしょうから続編をよろしくお願いいたします~
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幼少期から本に触れてこなかったので、羨ましく思いながら読んでました。大人になってから本を読み始めて、本の思い出があまりないので。他の人がどんな本を読んできたのかとか、本棚とか好きなので面白かった。
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書店でエイミーこと山田詠美さんと辻村深月さんの帯が気になり、この本を手に取った。
1983年、宮崎生まれの漫画家、はるな檸檬さんの深い読書愛に溢れた半自伝的な部分もある読書コミック・エッセイ。
両親共に読書家。
家には2000冊の蔵書があるという羨ましい環境の中、幼少期のロアルド・アール、高楼方子から、中学・高校時代、友人の影響で読んでみたよしもとばななや山田詠美、村上龍、椎名誠などなど、はるなさんの読書遍歴をそっと教えてもらった気分。
あの頃、あの時代、心に寄り添い、刺激を与えてくれた愛しい本達を語るはるなさんの視線と温度のあたたかさに、同じ本好きとして共感と敬意を感じた。
本好きにとって読書遍歴って恋人遍歴にも等しいのかも(笑)
あ、高楼方子さんの『ココの詩』と山田詠美さんの『風葬の教室』はラストまでネタバレ気味なので読もうとしている方は注意。
解説はまさかまさかの山田詠美さん!
例えればラブレターにお返事が返ってきたようなもの。
超羨ましい~。
山田さんも書いてらしたが、本を読まない方への読書への誘いに最適。夢中になっている人を見るとその世界がどんなものか気になるかもしれない。
「マンガは読むけど字ばっかの本はね~」
みたいな人にポンと渡してみたい(笑)
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すごい親近感。似たような境遇で10代を過ごしてきたみたいなので、それが大きいのかな。「放課後の音符」再読したくなった。
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「読書とはこうあるべき」という押しつけなどではなく、読書の楽しみやなぜ読書をするのかということが、作者のマンガエッセイによって十分表現されていた。
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檸檬というペンネーム。そしてレモンをかぶったイラスト。ちょっとふざけた感じかな、とおもい読んだ。確かに、とっつきやすく、ノリが良く、軽い感じ。
だけど、内容はそうではなかった。本を読まずにいられない著者。家ではゲームもテレビもほぼ禁止されていて、だけど図書館はすぐ近くにあり、本を読むしかない!という環境。小学生から高校生の感受性豊かな時期にさまざまなきっかけでさまざまな本を読み、衝撃を受け、真実を知りたいと願い、勉強や宿題だらけの毎日の中でも友達と語らい過ごす。豊かな学生時代を送ってきたのだとうらやましく思った。
そして、著者同様、もう一人のはるなちゃんがかっこいいと思った。自由で、他人も縛ろうとしない。普段のイラストと、作品紹介のイラストのタッチが違ってて、そこもまた良い。ステキな世界観でした。
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今まで読書エッセイって、いくつかのパターンがあると思っている。
1、読書家自慢パターン
本を読んでこんな知識を身につけたぜ、自慢。そして「本を読まない奴の気が知れない」と読書しない人をこき下ろす。
2、本評論家パターン
新装版とか新訳版とか著者の作風とか、作品から少し離れた部分を語るやつ。または、その著者が影響を受けたであろう本の話をしたり、著者の過去の作品と比較したりする。
3、芸術評論家パターン
本以外の話を始めちゃうやつ。その著者の本を読んで連想した映画や音楽の話を始める。それで「この著者はあるインタビュー記事に影響を受けた映画を語っていて、その映画の影響が本作で見られる」みたいなのが書かれている。
どのパターンも、読んでるうちに飽きてきて途中で読むのを止める。
でも、この本は違った。本が小さい頃から大好きな著者が、本を通じて多感な思春期をどう過ごしてきたのかを描いている。
本の紹介の仕方も面白く、何冊かを自分も読んでみたいと思った。さすが、本をたくさん読んでいるからか、言葉の使い方が巧みだし、ゆるい作風ながらも知性を感じた。
この本を読んで、自分の読書欲が駆り立てられた。もっと本をたくさん読みたいという気持ちにさせてくれた。本って本当に素晴らしいものですね。
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読書コミックエッセイの体を取った、読書を通じた思春期の人生遍歴と友情物語。軽い気持ちで手に取りましたが、心の中に密かに飼っていたダークな思春期の「文学少女にもアーティストにもなりえなかった」コンプレックスを意外とヘビーにえぐる内容でしたので、そういう意味では読後にかなり後悔しました。
こういう風に感性豊かな文学少女であったことも、集団の中でソフトでありながら毅然と個人主義を貫く謎めいた友人がいたことも、そして読書と人生が一体化したこともない自分のような者には縁遠い世界の話ではありますが、多分この内容にセンチメンタルに共感する本読みさんは多いと思われます。
個人的に好みの内容ではなかったものの、心をえぐる内容でしたので、星4つです。
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人の読書記録や本のレビューから、面白い本を知る事ってとても多い。だから私は新聞の本の紹介欄や、この「れもん、よむもん!」のような読書についてのエッセイが大好きです。はるな檸檬さんがここに漫画で描かれている本のいくつかは私も成長過程ではまってきた大好きなものだったので嬉しかった。そしてまだ読んだことのない高楼方子さんの本。心から読みたくなりました。次回日本に帰省したとき探してみるつもり。
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ヅカヲタあるある漫画の作者が新潮社「yom yom」に連載した読書遍歴漫画。
児童文学は触れなかったにせよ、椎名誠も山田詠美も経てきて、お!村上龍!お!吉本ばなな!お!筒井康隆!と嬉しい名前続出。
とはいえ中心になっているのは、同じく「はるな」という名前の同級生との交流だ。
あーこういう人に憧れた、わかるわかる。
このはるなちゃんの側から見ればまた別の黒歴史的な物語があるんだろう。
そこはしかしいい距離を保って、いまも交流があるなんて、いいじゃないか。
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小さい頃は全然本を読まない子どもだったので、はるな檸檬さんのように親が読書家で近くに大きな図書館があってという暮らしはとてもうらやましい環境。物語に入り込み衝撃を受けるというような、一番最初の貴重な読書体験は少女時代にしか味わえないものだろう。はるな檸檬さんの高校時代のお友達「はるなちゃん」のようなひとがわたしの青春時代にもいたかもしれないけど、当時のわたしは気がつかなかった。自分の気持ちやわからないことに素直で、尊敬している友だちをまっすぐ褒めることが出来るはるな檸檬さんは素晴らしいと思った。
大人になってしまったけど高楼方子を読んでみよう。