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歴史としての東大闘争 ──ぼくたちが闘ったわけ
著者 富田武
東大闘争とは何だったのか。かつて当事者であり、その後歴史家になった者の視点から、学生運動の実情と社会的・歴史的背景を捉えなおす。東大闘争においてもっとも力を持っていたノン...
歴史としての東大闘争 ──ぼくたちが闘ったわけ
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歴史としての東大闘争 ぼくたちが闘ったわけ (ちくま新書)
商品説明
東大闘争とは何だったのか。かつて当事者であり、その後歴史家になった者の視点から、学生運動の実情と社会的・歴史的背景を捉えなおす。東大闘争においてもっとも力を持っていたノンセクト・ラディカルは当時どう考え、そして闘争後、どのようにして「新しい社会運動」へと移っていったのか。新旧左翼共通に影響を与えたスターリン主義的な思想と行動という歴史的な負の遺産はどう総括すべきなのか。安田講堂事件から50年という節目に、東大闘争を多角的に見つめなおす試み。
目次
- 第一章 東大闘争の経過と思想的意味──「たった一人の反乱」まで/第二章 反戦運動と生き方の模索──闘争前の東大キャンパス/第三章 ノンセクト・ラディカリズム論──共感と批判を込めて/第四章 その後の運動とソ連崩壊──「新しい社会運動」か/第五章 大学闘争はいかに研究されたか
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紙の本
東大安田講堂事件を歴史として振り返ります!
2019/02/22 18:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、東大安田講堂事件から早50年が発ち、この出来事を歴史的事実として再度振り返って検証した書です。東大闘争でもっとも過激だったノンセクト派は当時、どのように考え、その後、どのように社会運動に移行していったのか。そういった知られざる過去を再度丁寧に検証した良書です。東大闘争を経験した方々には、ぜひ、読んでみてください。新しい視点が発見できるかもしれません。
紙の本
興味深い
2023/01/08 13:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かつての東大闘争が残したものが、歴史的にどうなっていったか、わかりやすくてよかったです。現代に通じるのか、興味深かったです。