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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 110件
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  • 販売開始日: 2019/01/31
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 角川文庫
  • ISBN:978-4-04-103621-1
一般書

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発

著者 著者:門田 隆将

2011年3月、日本は「死の淵」に立った。福島県浜通りを襲った大津波は、福島第一原発の原子炉を暴走させた。日本が「三分割」されるという中で、使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な...

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死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発

税込 924 8pt

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商品説明

2011年3月、日本は「死の淵」に立った。福島県浜通りを襲った大津波は、福島第一原発の原子炉を暴走させた。日本が「三分割」されるという中で、使命感と郷土愛に貫かれて壮絶な闘いを展開した男たちがいた。

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みんなのレビュー110件

みんなの評価4.6

評価内訳

ようやく

2016/11/08 00:07

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つっち - この投稿者のレビュー一覧を見る

文庫化されたので即購入。
男達の戦いが克明に書かれており、このノンフィクションは買う価値が多いにあります。

買って損は無いと思いますよ。

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感動した!

2020/03/07 00:04

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る

思いもよらない津波による原発事故を前に、故郷や家族を守ることだけを考えて、本当に死ぬ覚悟で立ち向かう吉田所長以下の作業員に胸を打たれた。その一方で、東電幹部と管直人はじめ、当時の民主党政権のだらしなさと身勝手さに今更ながらに腹が立った。菅直人が著者に語った言い訳としか思えない話と吉田所長以下が語る言葉がこれほどまでに違うものか。”悪夢の民主党政権”という言葉がぴったり。今のコロナ対策を民主党の残党たちが批判する前に、自分たちの過去を正直に懺悔すべき。それは、まだのうのうと生き延びている東電元幹部にも同じことを言いたい。

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原発事故と東日本大震災とは何か?

2021/01/28 22:30

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いけやん - この投稿者のレビュー一覧を見る

涙なくては読めない内容でした。地震による津波で、自分自身の家の状態や家族の安否など、たくさんの不安や悲しみ、放射能の危険性の中で、故郷=福島、家族などを守る為に立ち上がった吉田所長はじめ、フクシマフィフティーの方々に胸が熱くなる、感動をおぼえました。自分なら絶対に逃げていたかもしれないな、、、。とつくづく考えながら、読みました。
また、原子炉の内容もよくわかり、勉強になりました。門田隆将さんの綿密な取材のもと、東日本大震災でのフクシマの様子が詳細に目に浮かびました。色々な多くの人に、この本を読んで、フクシマフィフティーのことを知ってもらいたいです。まだまだ日本も捨てたものじゃないことを知ってほしいです。

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感動

2020/06/22 23:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本屋ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

門田さんの取材力に敬服です。新聞報道等ではわからなかった福島の原発を命掛けで守っていただいた方々の生き様、人として果たすべき道などを知ることができ感動です。グイグイと引き込まれていく内容でした。後世の人たちにも伝えていきたい話が満載でした。いっぺんに同世代の門田さんファンになり、本書の読後に門田さんの他の著書も購入しました。

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どんな映画になるのかを想像しながら読むのも一興

2020/01/07 20:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:碧雲淡日 - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画化されると聞いて、すぐに購入し、あっという間に読了しました。原発関連の専門用語も出てきますが、読みにくいということはありませんでした。私は、国会事故調の報告書も読んでいましたが、この小説は、ストーリーがあるので読みやすいです。(当たり前の話ですが。) 私自身、福島県の人間なので、当時の混乱した状況も切々と伝わってきます。作者の地道で丹念な取材があって初めて、このような現実味のある描写が生まれるのだ、と実感しました。吉田所長を始め、所員のみなさんの奮闘は、まさしく「死の淵」(日本の滅亡)の手前で繰り広げられていた、ということを知ることができます。どのような映画作品になるのかを想像しながら読むのも一興です。
ノベライズも出たそうなので、機会があれば読んでみたいです。

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ただひたすらにページを捲った一冊

2023/06/01 18:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る

「面白かった」という浅薄な表現の許されない厳粛な、単なるノンフィクションを超えた一冊。あの日あの刻そしてその後に「1F」で起こった出来事について、本書を読んでようやくその全貌(おそらく)を知ることができました。事実の重み、人としての生きざま、科学と政治などなど無数のことどもに関して、教えられ考えさせられた一書でした。自分があたかも其処に居る感覚に襲われつつ読了。贅言無用。ただただ読むべし。

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死の淵を見た男

2021/09/15 12:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:渡り鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

当然ならが、我々は、東日本大震災をリアルタイムでTVや新聞を通じて理解しており、概要は常識として
理解,認識しているが、この本で時系列に詳細をリマインドされると強烈なリスペクトとどうしようもない
憤慨が交錯する。命がけで原子炉の爆発やメルトダウンを避けようとする勇気ある現場の面々へのリスペクトと
菅直人首相始め無能なリーダー達と東京電力本店の無責任に対しての憤慨。菅直人元首相の地震翌日の現地視察
の愚かさ、その菅直人に十分な説明が出来ない東京電力の副社長の無能,東京での官邸と東電(本店)との低レベルなコミュニケーション等々、本を読んでムカつく事のオンパレード。その極めつけは、東京と現地のTV会議での菅直人の冒頭の一言。いよいよ現地で非常事態を迎えて、吉田所長は、復旧作業者や技術者以外の人間を第一発電所から第二発電所に退避させる事を決断。600人以上いた人間の大半を退避させて復旧に必要な最低人員だけを第一原発に残すとの意思決定をした吉田所長。第一原発に残ると言う事は、死を意味しており、残りたいと退避をいやがる若手に移動を進める幹部陣。基本的には将来のある若手は、第一原発に残さないと言うのが吉田所長や当直長らの考え。若手も責任感で第一原発に残ると愚図るのを説得して、第一原発に残る人数をミニマイズした。69人が残る訳だが、世界では彼らを評して、『フクシマ・フィフティ』と言う。
そう言う行動を起こしている第一原発に関し、東電の社長が枝野,海江田両大臣に電話をし、福島第一原発から第二原発に人を退避させる了解を得る電話をするが、これが、両大臣には、第一原発からの完全撤廃と解釈され、第一原発がコントロールが効かなくなり、チェルノブイリ原発事故どころの被害でなくなると両大臣が大騒ぎし、急遽、官邸に関係者が集まり、対策会議。東電の清水社長にどうして、完全撤退をするんだと両大臣に詰め寄られると東電社長が完全撤退はしませんと両大臣のコメントを修正。必要な復旧作業者は残し、復旧作業者以外の者の安全
に配慮しての一部退避であり、この両者のコミュニケーションのお粗末さに呆れる。菅首相もコミュニケーションの悪さに愛想をつかし、現地と東京でTV会議をする事に。その会議で現地のメンバーに向かって菅首相の冒頭の一言。『逃げてみたって、逃げ切れないぞ!』と脅しの一言。流石に命を懸けて、原子力発電所を守ろうとしている
人間達に言う言葉でなく、吉田所長始め現場の人間は発狂状態に。
 上記のような事例の連発で、この本を読んで怒りまくると共に現地の人間の頑張りには敬服する。

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日本を護って下さってありがとうございます。

2021/06/10 19:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みやすさ、スピード感、事実の重さ、本当にギリギリでの判断、実行力。
所長吉田昌郎氏の人間としての魅力。

感動、ひたすら感動です。

ありがとうございました。

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3.11あの日何があったのか

2020/09/08 22:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Honey - この投稿者のレビュー一覧を見る

Fukushima50が公開されることを聞き、即購入しました。
以前学校で福島研修に行き、様々な立場の人から2011年当時のお話を聞きましたが、本にはそれ以上のことが書いてあります。福島の事故は誰の責任、と問うのではなく、日本を救ってくれた方々に感謝できる社会にしたい。福島は、福島の食品は危険だ、食べるなと偏見を持つ前に、当時何があったのかを知るべきだった。今からでも知って欲しい。読後の感想です。
あの時、F1を管理した50人がいなければ、今の東日本はなかったかもしれない。
壮絶かつリアルな現状を見にしみて体感できる作品でした。不条理な出来事、という点で昨今の状況に通じる点、考え直すべき点も多々ありました。ぜひ、たくさんの人に読んでいただきたいです。

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一読の価値があると思います。

2019/08/12 17:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マルヲ - この投稿者のレビュー一覧を見る

当時は入ってくる情報が多いうえに専門的なことは解らないこともあって、自分は何が起こっているのか知らなかったんだなと、改めて感じています。

この作品は、どのような経緯で何が進んだのか?が、解りやすく書かれています。

学ばねばならないこと、活かさねばならないこと、そして何よりも、傍観するしかなかった身として知っておくべきことが、書かれていました。

一読の価値があると思います。

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あの日、現場で起こったことを知りたくて読む。驚愕する。

2021/07/27 15:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

これ、ほんとにあった話なの?と思いつつ読む。いや、実際、東日本大震災を東京でだけれど体験し、家族は福島にいて、福島原発の映像は心配でココロが押しつぶされそうになりながら何度も観た。しかし、その時、その現場では何が起こっていたかもわからなかったし、東電やこの国のリーダーたちのふるまいもよくはわからなかった。ここに描かれているのは、日本に原発が存在する限り、また起こりえる事実。だから、できるだけ知っておかなければと思う。

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あの日を境にして

2020/11/12 09:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

東日本が壊滅していたかもしれないという、当時の状況が克明に伝わってきました。現場作業員たちによる決死の突入と、東電本店や官邸との距離感も印象的です。

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原発

2020/11/06 21:56

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

福島第一原発の事故当時の所長であった吉田さんのことが描かれいますが、興味深く読むことができました。本人の言葉を聞きたかったです。

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2016/11/07 01:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/02/21 09:39

投稿元:ブクログ

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