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電子書籍
梅もどき
著者 著者:諸田 玲子
関ヶ原の戦いで徳川勢力に敗北した父を持ち、のちに家康の側室となり、寵臣に下賜されたお梅の方。数奇な運命に翻弄されながらも、戦国時代をしなやかに生きぬいた実在の女性の知られ...
梅もどき
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梅もどき (角川文庫)
商品説明
関ヶ原の戦いで徳川勢力に敗北した父を持ち、のちに家康の側室となり、寵臣に下賜されたお梅の方。数奇な運命に翻弄されながらも、戦国時代をしなやかに生きぬいた実在の女性の知られざる人生を描く感動作。
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紙の本
梅もどき
2019/06/25 21:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者、諸田玲子氏の題材にはいつも興味が有ります。
「梅もどき」は、太閤秀吉の従弟で家臣であった青木勘七の娘・お梅を主人公に、家康の寵臣・本多弥八郎(正純)との出会いと波乱万丈の時代を生き抜いた女の強さや、お梅を取巻く本多弥八郎や家康、その他の関係する人々の数奇な運命を切なくも温かく描いています。
「日だまりを恋しいとおもふ梅もどき 日陰の赤を見る人もなく」は、本多弥八郎の辞世の歌である。無念を感じました。ご冥福をお祈りいたします。
紙の本
いつまでたっても恨みは忘れず!
2019/03/12 09:30
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今も昔も人間は、それも立場がある人ほど争いたがる。この小説も当時は武功派と官僚派、今でいう営業と内勤の権力闘争というところか。
その中で正純は、一人の女性とめぐり逢って心の平安を覚えた。そして彼らを守りより添い、尽くす人たち。それらが諸田氏の確実な時代検証の中で淡々と描かれていくところが面白く読めた。